こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
では、「我の放つ濁った欲」とはどういう事でしょうか。これは例に出すのがとても難しいのですが、例えば「もっと痩せたい」や「もっと足を細くしたい」など、または「あいつよりお金持ちになりたい」や「周りを蹴落としてでも出世したい」など。
こういった欲と言うのは実は「我の放つ濁った欲」だと言えます。
濁った欲を分かりやすく言い換えますと「不平不満」とも言えます。
もっとこうなりたい、もっとこうしたい、などと「今に不平不満を持っている状態の欲」と言うのは我の放つ濁った欲だという事です。
判別が難しいと思いますが、一つだけいい方法があります。
健全な欲望を持っている時は「ワクワク」することが多いです。とても晴れやかで清々しい気分の時に思う欲と言うのは健全な欲だと思っていいでしょう。
そして濁った欲の場合「自責や他責・不平不満」などを心が感じている状態です。今に満足をしておらず、不足感・欠乏感・失望感などを感じている状態と言うのは濁った欲を持っている状態と言えます。
この両方の欲があることに気付き、なるべく濁った欲を健全な欲として取り扱う様にする事。そのこと自体に価値があり、自分をより良い状態へと成長させる事が出来ます。
そして、この「欲」と言うのも神から与えられた賜物であります。人間に欲が無いと成長しません。欲とはつまり向上心に繋がる源泉だという事です。
次回に続きます。