こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
#2のお話に戻りますが、「親の欲や期待」を満たしたい時、その事柄が「我が子も楽しめる事柄」である必要があります。そして「心配」ではなく「信頼」してください。
「それが難しいんだよ」とお思いの方は、その難しい事をしてください。
子供は毎日新しい事を学び、友達や先生との人間関係を作り、親の顔色を見て生活をしています。それ自体が「難しい事」なのです。
「そんなの子供なんだからして当たり前だろ」とお思いの方は勉強不足です。人間とはとても複雑に出来ていますし、1+1=2の様な単純明快には出来ていません。
勉強に対する「意識」の量を上げるには「親と子が協力をし合う」必要があります。何のために、誰のためにを整理し、どうしたいのか。
いくら親が口酸っぱく言い続けても「勉強をするのは本人」です。
我々も夏期の学習提案をしてきましたが、いくら正論を並べ立てて正解を突き付けても、それをやるのは本人なのです。その事を本質的に理解できていないと一番苦労するのは子供であり生徒であります。
だから「千の方法を持ち、万の提案をする」必要があります。それを選ぶのは子供です。
その結果を評価しない。期待する事は大いに結構です。しかし「過剰な期待をしない」ということ。もっと言うと「子供の身の丈に合った期待をする事」という事を覚えて下さい。
今回は「テストの点数のおはなし」をさせて頂きましたがいかがでしょうか。つまるところ「親子で解決する」必要があるという事です。親だけが頑張っても意味はありません。子供だけで頑張る事はそもそもできません。勉強とは「新しい事を知る機会」であり「失敗の連続」であります。失敗と成功はワンセットになっています。
最後に、完璧になろうとしないでください。完璧を目指すことは大切ですが、完璧にはなりません。つまり「あれもこれも気になるけど、総合的に見ていい感じ」であればOKです。そして他人や他のご家庭と比較しないでください。二元対立的なモノの見方は不幸を呼びます。
一つでも参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。