こんにちは、個別指導Wam香川 東山崎校です。
この夏休み中、中学3年生は高校のオープンスクールに参加した人が多いと思います。
東山崎校の塾生のケースでは公立高校2~3校、私立1~2校に参加したという人が多く、中には「本命の1校のみ参加してきた」という人もいました。
それぞれの高校で概要説明や施設・部活動見学、体験授業などが行われており、実際に足を運んだ生徒からいろいろな感想を聞くことができました。
これまでなんとなく目指していた「〇〇高校」が、オープンスクールへの参加を機に「ぜったいに行きたい〇〇高校」へと変わることもよくありますし、2つの高校で迷っていた生徒が「A高校はイメージと少し違っていて、B高校のほうがよかった」と言う場合もあります。
オープンスクールでは高校の施設や部活動など、それぞれの様子を自分の目で見ることができるので、ぜひやってほしいことが2つあります。
1つは、その高校の制服を着てそこにいる自分をイメージすること。
3年間通う高校ですから、そのイメージがしっくりくるかどうかというのは案外重要な感覚だといえます。高校名だけで決める人もいるかもしれませんが、実際の空気や肌感というのでしょうか、「充実した高校3年間を過ごせそう!」というイメージが持てるだけで、その後の受験勉強に対するモチベーションも変わってくるものです。
2つ目は、それぞれの高校で見てきたことや体験したことなどをメモに残しておくこと。
これについては、私から毎年塾生に言い続けていることなのですが、高校入試では面接が実施されるためそこで必ず聞かれる「志望動機」に対してこのメモが使えるからです。
香川県では1月中旬から始まる私立高校入試をはじめ、2月初めには自己推薦入試、3月初旬に公立高校一般入試と続きます。
つまり、夏休み中に見たこと・体験したことというのは今の時期はまだ記憶に新しく思い出せたとしても、実際の面接本番が行われる頃にはきれいに忘れているか、或いは「〇〇の授業を見たのはA高校だったかな、それともB高校?」というように記憶が曖昧になっている可能性が高いのです。
ちなみに私の知人の息子さんは、ある高校の面接で「オープンスクールで〇〇を見て大変印象に残ったので、この高校を志望しました!」と元気よく答えたところ、面接官から「それはたぶん、ウチじゃないですね」と言われたんだとか。別の高校のオープンスクールで見てきたことを混同して答えてしまったらしく頭が真っ白になったそうですが、幸い不合格にはならなかったみたいです。
このように面接時に失敗しないためというのもあるのですが、メモを残すことによって「なぜその高校に行きたいのか」をじっくりと考えてほしいから、というのが一番の理由です。
多くの人にとって、受験勉強は長く苦しいものかもしれません。ただ、だからこそそれを乗り越えた先に得られる喜びや充実感は、その後の3年間、さらにその先の人生へと続くものであってほしいと思います。
小さな1枚のメモが、皆のこれからを大きな流れに乗せてくれるアイテムの1つになるかもしれないですね。
※お子様の学習について、受験についてのご不安やお悩みは、ぜひお気軽に東山崎校までご相談ください。
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