通貨の3つの機能
①価値尺度
②交換手段
③価値貯蔵。
金本位制度から管理通貨制度へ。
金本位制度=兌換銀行券
=金の保有量と無関係に
通貨供給量を増やすことは出来ない。
管理通貨制度=不換銀行券
=中央銀行が通貨の発行量を管理。
M1=現金通貨+預金通貨(流動性)。
現在、日本の現金通貨は約100兆、
預金通貨は約700兆。
金融=お金の融通。
余っているところから
不足しているところへ。
主に家計から企業へ。
直接金融:株式・社債発行など。
間接金融:第三者(銀行など)が介入。
「資金調達コスト」は、
銀行のマージン(仲介手数料)のぶん、
間接金融のほうが高くなるため、
大企業を中心に直接金融が増加中。
戦後は大蔵省(現財務省)による
金融機関の護送船団方式。
現代は効率的経営と
金融サーヴィスの向上を目指し、
金融業は護送船団方式から脱皮した。
・金融の自由化(預金金利の自由化)
・金融の国際化(為替取引の自由化)。
自己資本比率規制
=8%以上
=金融機関の破綻リスク低下。
銀行の信用創造。
受信業務(家計から資本を預かる)。
与信業務(企業に資本を貸し出す)。
為替業務(現金のやりとりなし)。
支払準備金。支払準備率。
信用創造。
マネタリーベース
=日本銀行が供給する通貨
=流通現金+日本銀行当座預金。
マネーストック
=世の中に出回っている通貨。
日本銀行
=中央銀行
=物価の安定を図る
=金融システムの安定に貢献
=「金融政策決定会合」。
①発券銀行
②銀行の銀行
③政府の銀行。
日本銀行の金融政策。
公開市場操作
(オープン・マーケット・
オペレーション)。
不況時
=買いオペレーション
=市中銀行から国債を買う
=金利低下。
インフレターゲット
=「デフレスパイラル」への対応。
実質金利≒名目金利-物価上昇率。
物価が上がることは
金利が下がること。
物価が下がることは
金利が上がること。
ゼロ金利からマイナス金利へ。
お金を預けるのにお金を取られる。
市中銀行の貸出増加を狙うも失敗。
アベノミクス三本の矢。
①大胆な規制緩和
(目標の物価上昇率に遠く及ばず)
②機動的な財政政策
(国土強靭化はそれなりの成果)
③民間投資喚起
(岩盤規制の緩和に失敗)。