<需要曲線・供給曲線>
需要曲線(消費者)は、
価格が安くなるほど消費量は増え、
価格が高くなるほど消費量は減り、
「右下がり」の曲線になる。
供給曲線(生産者)は、
価格が安くなるほど生産量は減り、
価格が高くなるほど生産量は増え、
「右上がり」の曲線になる。
y軸が価格、x軸が数量の、
需要曲線と供給曲線の交点が
「均衡価格・均衡数量」。
<価格の自動調整機能>
アダム=スミス「神の見えざる手」。
超過需要
=品不足=価格上昇=需要量減少。
超過供給
=売れ残り=価格下落=供給量減少。
完全競争市場では、
需要と供給の不均衡は
自動的に解消される。
<価格の調整メカニズム>
家計の所得増加
⇒需要量増加⇒価格上昇。
原材料の価格低下
⇒供給量増加⇒価格下落。
<市場の失敗>
①公共財の供給不足
(フリーライダーの出現)
②外部効果(外部経済・外部不経済)
(例:鉄道の設置⇒地域の活性化)
(例:工場の公害⇒地域の健康被害)
③独占・寡占
(カルテル:価格協定)
(トラスト:企業合併)
(コンツェルン:財閥)
(価格の下方硬直化)
(対応策:独占禁止法)
④情報の非対称性(売り手>買い手)
(逆選択=結果的に悪い商品を選択)
(対応策:シグナリング)
<インフレ・デフレ>
インフレ:物価上昇
(モノの価値 ↑&貨幣の価値 ↓)
(ディマンド・プル・インフレ)
(コスト・プッシュ・インフレ)
(収入が一定の人にはマイナス)
(債務者にはプラス)
デフレ:物価下落
(モノの価値 ↓&貨幣の価値 ↑)
(収入が一定の人にはプラス)
(債務者にはマイナス)
(デフレスパイラル)。
スタグフレーション:
景気停滞と物価上昇が同時発生。