教室ブログ

2023.07.25

【経済】③市場

<需要曲線・供給曲線>

需要曲線(消費者)は、

価格が安くなるほど消費量は増え、

価格が高くなるほど消費量は減り、

「右下がり」の曲線になる。

供給曲線(生産者)は、

価格が安くなるほど生産量は減り、

価格が高くなるほど生産量は増え、

「右上がり」の曲線になる。

y軸が価格、x軸が数量の、

需要曲線と供給曲線の交点が

「均衡価格・均衡数量」。

 

<価格の自動調整機能>

アダム=スミス「神の見えざる手」。

超過需要

=品不足=価格上昇=需要量減少。

超過供給

=売れ残り=価格下落=供給量減少。

完全競争市場では、

需要と供給の不均衡は

自動的に解消される。

 

<価格の調整メカニズム>

家計の所得増加

⇒需要量増加⇒価格上昇。

原材料の価格低下

⇒供給量増加⇒価格下落。

 

<市場の失敗>

①公共財の供給不足

(フリーライダーの出現)

②外部効果(外部経済・外部不経済)

(例:鉄道の設置⇒地域の活性化)

(例:工場の公害⇒地域の健康被害)

③独占・寡占

(カルテル:価格協定)

(トラスト:企業合併)

(コンツェルン:財閥)

(価格の下方硬直化)

(対応策:独占禁止法)

④情報の非対称性(売り手>買い手)

(逆選択=結果的に悪い商品を選択)

(対応策:シグナリング)

 

<インフレ・デフレ>

インフレ:物価上昇

(モノの価値 ↑&貨幣の価値 ↓)

(ディマンド・プル・インフレ)

(コスト・プッシュ・インフレ)

(収入が一定の人にはマイナス)

(債務者にはプラス)

デフレ:物価下落

(モノの価値 ↓&貨幣の価値 ↑)

(収入が一定の人にはプラス)

(債務者にはマイナス)

(デフレスパイラル)。

スタグフレーション:

景気停滞と物価上昇が同時発生。

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