<経済>
有限の資源を効率的に活用すること。
たとえば家計なら、
限られた所得の範囲内での満足度追求。
たとえば企業なら、
限られた資本の範囲内での利潤追求。
商品で形あるものは財、
商品で形なきものはサーヴィス。
<資本主義経済>
①生産手段の私的所有
②市場経済
③利潤追求の自由
英国の産業革命を契機に成立しました。
現在の世界の国々のほとんどが採用。
<社会主義経済(計画経済)>
①生産手段の国有化
②市場経済の否定
③利潤追求の否定
ソビエト連邦で初めて成立しました。
しかしソ連は、
・軍事優先による民生部門の圧迫
・官僚主義の非能率
・労働者の勤労意欲の停滞
などで崩壊しました。
かつては東欧諸国の多くが採用。
しかし現在もなお
社会主義を採用している国は、
ベトナム・北朝鮮・キューバなど
ごくわずかです。
<修正資本主義経済(混合経済)>
1929年世界恐慌で25%が失業。
ソ連を除く全世界を巻き込む。
アメリカのニューディール政策
(フランクリン=ローズヴェルト)
(公共事業など国家の経済積極介入)
(有効需要創出のケインズ理論が支柱)
(≒社会民主主義、≒福祉国家)。
WWⅡ後、
ヨーロッパの多くが採用してます。
<中国の経済>
毛沢東時代は、
政治は共産党の一党独裁、
経済も純粋な共産(社会)主義でした。
後継者の鄧小平は、
政治面では天安門事件で
民主化運動を大弾圧しますが、
経済面では改革・開放政策で
一部資本主義を導入しました。
現在の中国は世界第2位の経済大国、
「世界の工場」です。