【仏教】
<飛鳥時代>
聖徳太子。
仏教に基づく国づくりを目指す。
「世間虚仮、唯仏是真」。
<奈良時代>
聖武天皇。
鎮護国家思想で鑑真を招くも、
道鏡らにより仏教は堕落。
<平安時代>
桓武天皇。
奈良の仏教勢力から逃れるべく
平安京に遷都、政治と仏教を切り離す。
最澄は天台宗、密教。
空海は真言宗、より強い密教。
神仏習合。
本地垂迹説
(仏こそが真、神は仏の仮の姿)。
遣唐使の廃止で国風文化。
末法思想。浄土信仰。
<鎌倉時代>
浄土宗(法然)
:専修念仏、南無阿弥陀仏。
浄土真宗(親鸞)
:悪人正機説、絶対他力。
時宗(一遍)
:踊念仏。
臨済宗(栄西)
:禅宗、公案、喫茶養生記。
曹洞宗(道元)
:禅宗、只管打坐。
日蓮宗(日蓮)
:南無妙法蓮華経、折伏(他宗批判)。
【儒教】
<朱子学>
戦国時代から天下泰平にシフト、
仏教から儒教(朱子学)へ。
藤原惺窩⇒林羅山。
朱子学は官学(幕府御用学問)に。
上下定分の理(身分差別の正当化)。
<陽明学>
反朱子学。中江藤樹。柔軟で実践的。
熊沢蕃山。大塩平八郎。
<古学派>
反朱子学。
原典から儒教本来の思想を読み取る。
古学:山鹿素行。
古義学:伊藤仁斎。
古文辞学:荻生徂徠。
【国学】
日本固有の道徳や思想の研究。
契沖(万葉代匠記)
⇒荷田春満(賀茂真淵の師匠)
⇒賀茂真淵(ますらおぶり)
⇒本居宣長
(古事記伝、真心、たおやめぶり)
⇒平田篤胤(国学+神道=復古神道)
【蘭学】
徳川家光が「寛永禁書令」、
徳川吉宗が「洋書解禁」。
青木昆陽「サツマイモ」。
前野良沢・杉田玄白「解体新書」。
伊能忠敬「大日本沿海輿地全図」。
【その他】
<石田梅岩>
士農工商社会の中で商人を擁護。
<安藤昌益>
万人直耕を説き農民を擁護。
<二宮尊徳>
報徳思想で農民を擁護。
<私塾>
シーボルト:鳴滝塾。
緒方洪庵:適塾(福沢諭吉ら)。
吉田松陰:松下村塾(伊藤博文ら)。
<幕末>
佐久間象山:東洋道徳、西洋芸術。
水戸藩:尊王攘夷から尊王倒幕へ。