【直接民主制】
国の政治は
「間接民主制」が徹底されています。
地方の政治は
「直接民主制」的要素が強いです。
責任者も議員も、住民が直接選びます
(「二元代表制」)。
アメリカの大統領に近いです。
アメリカ大統領同様、
首長は議会に対して
「拒否権」を持っています。
【条例】
国は「法律」、
地方公共団体は「条例」。
ユニークなものとして、
三重県の「キューピッド」、
兵庫県の「生活保護ギャンブル禁止」、
和歌山県の「梅干しでおにぎり」、
などがあります。
【民主主義の学校】
地方自治は、国の政治より
国民(住民)が関わる部分が多く、
「地方自治は民主主義の学校」
と言われます。
【国と同等】
戦前日本は「中央集権」国家で、
国>地方、で、首長も
政府によって任命されてしましたが、
現在の日本では、
国と地方公共団体はあくまで対等です。
すなわち、現在の日本では、
「地方分権」がかなりの程度、
徹底されています。
【直接請求権】
有権者の1/50の署名
:条例の制定・改廃、監査請求。
有権者の1/3の署名
:地方議会の解散請求、
地方議員・首長の解職請求
(=リコール)。
署名が集まったら、住民投票、
過半数の賛成で解散・解職。