ギリシア文明
=エーゲ文明
=前半がクレタ文明
=後半がミケーネ文明。
ミケーネ文明は
前出の「海の民」により
滅ぼされらたしいとする説も。
ミケーネ文明滅亡後は、
文字資料が残されていない
約400年の「暗黒時代」が続きます。
約2500年前くらいになると、
「ポリス」と呼ばれる
都市国家が増えてきます。
ギリシア語(フェニキア文字がもと)、
オリンピアの祭典などにより、
「ギリシア人」としての
共通意識が醸成されました。
代表的なポリスは、
「アテネ」と「スパルタ」です。
アテネは民主政の発祥の地、
スパルタは軍国主義です。
オリエントを制した
アケメネス朝ペルシアと
ギリシアポリス連合の間に
ついに戦争が勃発、
ギリシアが勝利します。
船の漕ぎ手として勝利に貢献した
平民が参政権を獲得、
アテネの民主政が実現します。
しかし今度はポリスの内部抗争に。
アテネを盟主とするデロス同盟と、
スパルタを盟主とする
ペロポネソス同盟との間で戦争が勃発、
衆愚政と堕したアテネを、
スパルタが撃破します。
ギリシア世界はその後、
バルカン半島北方のマケドニアの
アレクサンドロス大王に制圧されます。
アレクサンドロスは
ギリシア世界の王として、
「東方遠征」に乗り出し、
アケメネス朝ペルシアを滅亡させます。
ギリシア文化+オリエント文化
=ヘレニズム文化が誕生します。
ちなみにアレクサンドロスの家庭教師は
「万学の祖」アリストテレスです。
大王の死後、帝国は
エジプト・マケドニア・シリア
の3つに分裂しました。
その後、
エジプト・マケドニア・シリアは
いずれもローマに制圧されます。
シリアからはパルティアも誕生、
ローマの長年の脅威になりました。