つくば市及び、近隣の中学校は二学期制をとっているため、夏休みが終わるとすぐに期末テストが実施されます。
一部の中学校は夏休み前に行われますが、その場合は休み明けに実力テストが行われます。
すなわち、夏休み中の学習量が明確に結果となってしまうということです。
中間テストでは70点だった数学のテストが、夏期講習を受けなかったため期末テストでは30点まで下がった生徒もいました。
何事も事前の対策が大切であるということなのでしょう。
とはいえ、定期テスト、実力テスト、学外では模試など、たくさんのテストを受けるとなると大変な労力を要します。
仕方がないことではありますが、もう少し要領よくできないでしょうか。
定期テストや、検定、もちろん入試など試験結果が何かに使われる場合は試験前に出題範囲を満遍なく学習しなくてはなりません。
当日は運でも、勘でも構いませんので1点でも多く得点しましょう。
変わって、実力テストや模試などは今の素の実力を確認するものですから、あまり事前に学習をして一夜漬けのような知識を身に着けても意味がありません。つまり、事前の勉強はほどほどにしましょう。
実力テストや模試は結果が出た後が大切です。
出来なかった問題をもう一度解きなおし、同系統の問題が出題された場合はもう間違わないようにしましょう。
反対に考えれば、できた問題は復習する必要がないとも言えますね。
テストによって前に集中して学習するか、後に集中して復習するかを変えるだけでもメリハリがついて勉強しやすいのではないでしょうか。
ともあれ、期末テストが終わっているからと、夏の間にさぼってしまったら、その後の解き直しの量が大量になってしまうので、期末前でも、実力テスト前でもどちらにしても夏休みは有効に時間を使って学習習慣が途切れることのないようにしましょう。