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2023.07.04

【大学受験】志望校はいつ決めればいいのか?

こんにちは、個別指導Wam香川 東山崎校です。

 

あるインターネットによるアンケート調査によると、東大など難関大学に現役合格した受験生の7割が「高校2年生の3月までに志望校を決定」していたということでした。

志望校を決定した時期は、高校1年生で35.3%、高校2年生で34.8%となり、「高3の1学期」が15.3%、「高3の夏以降」は14.6%という結果から、早期の志望校決定はそこからの時間的な受験勉強量だけを考えても1年間でかなりの差になります。

では「質」についてはどうでしょうか。

同じアンケート調査で、学校外の学習状況として合格者の79.6%が塾や予備校に通塾しており、第1志望校の過去問題については、早慶大で9.4年分、難関国立大で10.1年分、旧七帝大で12.0年分を演習していたとのこと。

 

「自分は難関大を目指すわけではないから大丈夫」と思っていませんか?

高校までと違って、大学入試は全国区。しかも現役生だけではなく、浪人生、社会人もいますから人気校ほどライバルは多くなります。

また、なんとなく志望校が決定した時点で募集要項を見てみると

「えっ!〇〇大の△△学部◇◇学科ってこんなに定員が少ないの?」ということも。

 

近年は「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」といった「年内入試」が全体の5割に迫るほどの伸びを見せており、共通テストを含め年が明けてからの試験を受けることなく早々に合格を勝ち取った受験生が、入学までの期間に大学生活や大学での勉強に備えてじっくりと準備をしていくのだとか。

 

「年内入試」を希望する場合は当然「評定」が大きく影響するため、高1のスタートから定期テストにも力を入れているはずです。

 

「まだ志望校が決まっていない」という人、それ自体は決して悪いことではありません。自分の将来に関わる選択ですから、興味関心や学びたい知識・技術、取得したい資格など様々な面から考え、大いに悩んで決めるべきだと思います。資料を集めたり、オープンキャンパスなど積極的に参加してみるのもいいでしょう。

 

但し、「今の偏差値で行ける大学」を探して決めるのはやめましょう。

何のために、何を学びに行くのかがブレるため書類選考や面接時でボロが出やすいですし、仮に合格したとしても行きたかった大学とは違うわけですから、大学生活自体を楽しめなかったり、卒業後の就職にも良い要素がなかったりしそうですよね。

現高3生は旧課程での入試が最後、来年度(現高2生)から共通テストも新課程になります。

しばらくは移行措置として教科・問題選択での救済もありそうですが、どうなるか不明な部分も多く浪人するリスクを感じている人が多そうです。

 

現役生には「ぜったいに浪人できない」「あとがない」という思いで必死に勉強してくる受験生がいることを意識していてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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