松飛台校です。
一度だけ、堀江さんの生講演をきいたことがあるのですが、
知識量も話の運びもうまくて、感動したのを覚えています。
このお話には、共感するところと、少しはしょられているとことがあるなと思います。
共感するところの話をすると、
毎年約4万人が大学を中退しています。
ひぇー!という感想ですね。
高い入学金や授業料を納めたのに、卒業しないとなるとショックです。
もちろん、家計の急変や進路変更など、様々な理由はあるかもしれません。
しかし、これ以外にもあるといわれるのが、「授業についていけない」というところです。
なぜなら、大学の授業時間が短いからです。
大体が90分授業ですが、国の指定している授業時間はその約3倍です。
予習と復習をあわせて3時間以上している前提だから、90分授業なのです。
もちろん、先生によっては、していないだろうと思って、優しめの授業をしてくれることもありますが、
「予習してるはずだからわかるだろう」という前提でされる方もいらっしゃいます。
大学の仕組みからすれば、後者の先生の方が正しいですね。
自学習できるのが当たり前ですし、自学習するのが当たり前という前提で大学の授業は組まれています。
ですが、少子化で新入生が格段に減っていることから、大学は門戸をひろくしています。
だから入学できたけども、授業に追いつけなかったり、思っていたのと違ったから中退という選択をする方がいるようです。
卒業することが絶対だとは思いませんが、「ついていけない」という理由で辞めるのは回避したいところです。
塾があるのは、基本的に高校生までですね。
大学生が塾に先生として行くことはあっても、生徒として通うことはないでしょう。
ですから、自立して学べる習慣をつけなければいけません。
そういった点では、堀江さんの主張は正しいと思います。
ですので、本校でも自立学習を行う個別学習計画コースを今夏より導入しました。
他教室では、すでに実績を上げている学習法です。
大学生になるに向けて、自立学習をする能力は必須です。
しかし、これのコースは全員にすすめられるものではありません。
全く学習習慣がない状況では、効果を発揮できないからです。
そういった生徒さんには、まずは週1回の個別指導コースをオススメしています。
毎週授業という形で学習を行い、講師が学習内容の解説を行います。
学習習慣がなく、基礎がないまま自学習を行うのはハードルが高いです。
この部分をはしょって、自学習すればいいというのは、あまり現実的なお話ではありません。
生徒さん別に学習段階を判断し、適切な学習方法を提案するためにも、
個別学習計画コースを導入しました。ガリガリ学習を進められる生徒さんであれば、個別指導コースは物足りません。
毎週更新される個別学習計画で、計画的に学習を進めるだけではなく、毎週テストがありますので、そこで理解度を確認できます。
最新のPDCA学習法とも言えます。
ぜひ、お問い合わせください。