今週は、保護者面談の第二週目です!
『うちの子は、定期テストはできるのに、実力テストや模試ができないんです』
中3生の保護者から、時々、このような声をお聞きすることがあります。
『定期テストと実力テストは同じもの?違うもの?』
はい、定期テストと実力テストは、まったく別物、テストの目的や形式が異なります。
定期テストは、授業で習ったことを理解しているかを確認するテストです。どちらかと言えば、広く浅く、学んだことを確認するテストですので、問題もそんなに難しくはありません。テスト範囲も決められているので、短期間、集中して暗記すれば良い点数が取れることが多く、テスト対策もしやすいです。
実力テストや模試は、今まで習ったことが全部テスト範囲です。学習単元ごとの知識だけでなく、それを総合的、横断的にしっかりと理解しているか、その応用力を測るテストです。そのためテスト範囲も広く、定期テストのように短期集中の対策もとれません。テストを受けた時点での、自分の真の実力を測るもの、それが実力テストや模試です。
『定期テストと実力テストはどちらが大事?』
はい、どちらも大事です。高校受験に関しては、受験本番対策としては、実力テストや模試が重要です。もちろん、総合力や横断的な知識は、各単元ごとの知識=定期テストでの積み上げの上に成り立っており、かつ、定期テストは内申点に直結していますので、定期テストをおろそかにすることもできません。
定期テストと実力テスト/模試はそれぞれ別の対策が必要になります。
特に受験生の中3生は、定期テスト対策と受験対策(模試/実力テスト対策)を両立させなければなりません。Wam隅の浜校で行っている両対策については、次回、お話しします。