中学3年生の皆さんへ、これから高校受験に向けて夏休みが始まります。効率的な自学自習の方法をご紹介しますので、ぜひ時間のある夏休みを充実させるためにも以下の自習方法を参考にしてください。以下のステップに従って取り組むことで、効果的な学習を実現できます。
1、受験制度を知る。受験制度を知ることは、受験生にとって非常に重要です。なぜなら、受験制度を理解することで受験戦略を立てることができます。合格への道筋を明確にすることができるからです。受験制度には試験内容や評価方法が明確になっています。まずは受験制度を把握しましょう。
2、模試を受ける。模試は高校受験において重要な役割を果たします。なぜ模試が重要かというと、模試は実際の受験形式や難易度に近い問題が出題されるため、本番に近い状況で自分の力を測ることができます。模試を通じて自分の実力を客観的に把握し、そして目標までの距離を測ることができます。つまり、合格するための課題が明らかになるということです。勉強を始める前に模試を受けなければ計画が立てにくいということです。
3、模試を分析する。目標校に対して現状の学力はどのような状態なのか分析しましょう。目標に対して克服すべき科目があるのか、集中的に学習すべき単元があるのか。あるいは目標が低いのか。計算ミスが多いのか。例えば数学では計算ができるが、関数と図形がまったくできない、という事例があります。
4、計画を練る。模試を分析できたなら、計画を立てましょう。受験制度がわかり模試を受け目標と現状の把握ができたら、計画を練ることができます。例えば、上記の例で言うと計算問題はできるので、関数と図形がまずできるようになる必要がある、と答えが出たのなら、夏休み中に関数で点数を取れるようにできるための計画を考えましょう。
5、教材を考える。上記の例で考えるのであれば、関数の勉強をどのような参考書や教材を使えば適切かを考える必要があります。時にはYouTubeを使って理解する必要もあるかもしれません。例えば、参考書と問題集が30ページあるのなら、この30ページを2周する計画を夏休みに立ててみましょう。
6、実行する。計画ができたら学習を進めてみましょう。計画を立てたものの、計画通りに進まないことはよくあることです。計画とズレてきたら計画を立て直したり学習方法などを考え直してみましょう。
7、確認テストをする。学習したことが理解できているかどうか。確認テストをしてみましょう。確認テストをしてみてできていないことがあれば、再度学習し直しましょう。
以下にまとめます。
受験制度把握⇒模試⇒分析⇒計画⇒教材⇒実行⇒確認⇒復習⇒模試・・・
このようなサイクルを繰り返すことができれば、きっと志望校に合格できることでしょう。
ただし、このような管理は簡単なことではありません。個別指導WAMが皆様のサポートをさせていただきますので、ぜひお気軽にお声がけください。