こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
さて、前回は「他者の為の行動が本当は自分の為である可能性」のお話をしました。
では、このような状態をどのようにすればより良い状態にする事が出来るのでしょうか。
それが「自己中心的利他」という発想です。この発想は一見独りよがりの様で自分勝手に見えますが、全くもってそうではありません。
#1の親の話をしますと、つまり親は「子供に勉強をさせたい」という「欲」を持っていますよね。しかし、その欲を持って欲を子供に押し付けていたのでは、確実に抵抗をされるという事です。または子供が我慢をして勉強をしてしまうという事ですね。
この様な状態は良くありません、では、どうするかと言うと「親の欲を満たしつつ、子供の為になる事。その方法を考える。」という事をしなければなりません。
勉強と言うのは基本的に楽しむようにデザインがされていません。なぜなら「難しい」からです。
余談ですが、例えばテレビゲームのRPGの場合。主人公が技やスキルを覚えて強くなること、つまり困難を乗り越えた先に「強くなる」事は楽しいと思います。また、レアな武器やアイテムをゲットした時、「達成感」を味わう事が出来ます。
勉強も同じで本来は「新しい事を知る機会」であり、それに良いも悪いもないのです。しかし、難しいが故にすぐに出来るようにならない。難しい事はしたくない、めんどくさい、出来れば避けたい、などと言う感情が湧いてくるのです。
勉強とは「成長と達成感」を味わえると同時に「困難・失敗」がセットになっていると思って下さい。人間は「怠惰」な動物ですから、極力失敗をしたくありませんし、傷つきたくありません。だから勉強を「避ける・しない」という事が起きます。そしてインスタント的に成長や達成感を味わう事が出来るモノ、つまりテレビゲームなどに勤しんでしまうという事は想像に容易いと思います。
次回に続きます。