よく間違えた問題を消しゴムで消そうとする生徒さんがいるので、お伝えしたいのですが、間違えた問題は消さないでください!
消す理由は、ノートを綺麗に保ちたくて消す。間違いは消して正すものだと思っている、といったところです。あるいは間違えたという事実を受け入れ難くて消す、といった理由もあるかもしれません。
しかしながら、勉強においては、間違いを消さないことのほうが正しいのです。
間違いを消して書き直したノートは一見するとただ正解しただけのように見えるノートになってしまいます。これでは、ノートを見返してもスルーされるだけのただの文字の羅列に過ぎません。
もし、ノートに目立つ色でチェックを入れておき、正しい回答と、間違えた理由を記入しておくとどうでしょう?
見返したときに目に留まりますよね?それでこそノートに書く理由になります。見返したときに学びのあるノートこそ生きたノートです。
綺麗なノートではなく生きたノートを作りましょう。勉強量が少ない人は間違えた量も少ない人です。間違えるからこそ成長があります。だから塾の中では堂々と間違えてください。その分自分が成長するのだと思って、自信を持って間違えたノートにチェックを入れてくださいね。