こんにちは。
個別指導WAM東豊校です。
前回のブログ『【反面教師】あまりにも酷過ぎる自学ノートの紹介①【黒歴史】』の続きとなります。
このノートを芝校生の塾生に見せたところ、『これは酷いですね(引き)・・・』とのリアクションを頂きました(笑)
本日も突っ込みどころ満載のノートと一緒に何が駄目なのか、
何を意識なければいけないのかをひたすらに書いていきますので。
どうぞごゆるりとご覧ください。
その前に1つおさらいを。
このノートの所有者の情報は以下のようになります。
①高校1年生の5月?頃~高校2年生の12月くらいに使われたノート
②理系の男の子
③英語は苦手で生物が好き&得意
④数学は嫌いではないが、どこか苦手意識は感じている
⑤勉強は比較的出来る部類
これを踏まえた上で、どうぞ~。
まずはこちらですね。
前回のブログでも書いたように、『間違えた問題の上に正しい答えを書き込んでいる』。これはダメポイントの1つですね。
それでは具体的にどこが駄目なのかを見てみましょう。
注目してほしいところに線を引いた画像がこちら↓
良くないポイントは、『間違えた理由を書いていない事』にあります。
このノートの所有者は英語が苦手です。
そのため、間違えている理由を丁寧に確認する必要があります。
しかし、この直しノートでは『なぜそのような文章になるのか』。
それを確認する事が出来ません。
前回のブログでも書いたように、繰り返すことが重要です。
ですが、このノートを何度読み返しても繰り返しの効果は薄いでしょう。
何故なら、『正しく間違いを理解していない』からです。
-改善案-
これに対する改善案もシンプルです。
間違えた理由をしっかり書く事です。
なぜ『drive』に『s』が付くのか
→主語が三人称単数だから
とか
『to go works』という表現がおかしい。
『go』は自動詞だから後ろに名詞を置かない。
文法的には『to go to work』が適切。
などなど。
自分が分かっていない部分を正確に書く必要があるでしょう。
次も似たような感じです(笑)
英語が苦手だからこそ丁寧に間違い直しをする事です。
改めて見返すと、英語が根本的に分かっていなかったんだと実感します。
そして、それは『理系だから英語は出来なくてしょうがない』
そんな気持ちが頭の中にあったと思います。
当時の事を振り返るとね。
嫌いだったから理解を拒んだし、出来なくてしょうがないと心の底で言い訳をしていたと思います。
さてさて。
話が少し逸れました。
最後の写真がこちらになります↓
最後は数学です。
はい。
今まで指摘したことのオンパレードです。
・間違いを上から書く
・間違えた理由を書かない
・問題をどのように解いているのか流れが見えない
ここまでが、この自学ノートで紹介したい部分でした。
いかがでしたでしょうか?
突っ込みどころ満載の自学ノートだったと思います。
そして、このノートの持ち主。
一体だれか皆さんは想像できますか?
恐らく、読んでいて気付いた方もいらっしゃるかと思います。
そうです。
これはWAM東豊校の教室長が高校生の時のものです。
もう10年以上前の代物です。
先日、押入れを整理して見つけたものです。
骨董品です。
中身を読んで、赤面する事ばかりでした。
今、子供たちに伝えている事が当時の自分に突き刺さるので。
そして当時は非効率なやり方でやっていたのだと改めて思いました。
成績が伸び悩んだ理由の一端が少し見れた気がしました(笑)
このノートは暫く教室に飾っておきたいと思います。
中々、人のノートを見る機会はありません。
興味がある方は是非見に来てもらえればです。
それでは。