教室ブログ

2023.06.09

【マスターの教え①#3】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

前回より指導する側が気を付けないといけないことをお話してきました。これからが本当の本題と言ってもいいのですが、「優秀な指導者」とはどのような人の事を言うと思いますか?

 

私が個人的に考えている良い指導者とは「些細な事に気付き、注意が出来る指導者」だと思います。

 

例えば自分の部下である新入社員が社内メールのやり取りについて、「内容は理解できるけど長く、くどい文章」を送っているとします。別に取り立てて間違っているわけでもないですが、もっと端的に文章を作成し、送信すればいいのに、というシーンがあったとしますよね。

 

そのようなシーンに出くわした時「○○君さ。その文章間違ってはいないし、よくできていると思うんだけど、ちょっと長いと思うんだよね。読む側も忙しい時もあるから端的にメッセージを作ってあげた方がいいと思うよ?」などと「些細な事を指導できる」指導者とは優秀であると思います

 

なぜ些細な事を指導できる指導者が優秀かと申しますと「自分に得が無い事を指導している」という点にあります。一見すると物事は滞りなく進んでいます。別に指導者が注意をしなくても業務自体に支障はない。しかし、その相手がもっと効率よく、他人に良い評価をされて欲しい。そんな思いが詰まった指導であると言えます。

 

つまり「相手の成長を願って善意で指導をしている」指導者はとても優秀で信用できる人だという事です。

 

しかし、注意して頂きたいのは「のべつ人の欠点を探してあげ足を取る指導者」との判別が重要です。取るに足らないことを嫌がらせのように指摘してくる人が居ます。そのような人は「他人の欠点を常に見つけ指導することで、マウントを取っている」という事です。

一見善意のように見えますが、その深層心理は本人が「圧倒的なコンプレックス」を持っているという事です。

 

このお話はまた別の機会のお話いたしますね。

 

次回に続きます。

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