教室ブログ

2023.06.01

国公立大学の入試イメージ

国公立大の入試は、共通テストを受けたのち、各大学が独自に用意した二次試験を受けることになりま
す。

2021年入試から導入が予定されていた英語の民間試験の利用は見送られることになりましたが、
民間試験の成績を「出願資格」「得点換算」「加点」「合否参考・判定優遇」「試験免除」などに利用する大
学・学部も多くあります。共通テストは合計6教科(国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語)30科目あり、どの科目を選択するかは大学により異なります。文系・理系を問わず5教科7科目以上を課す大学が大半です。国立大は前期と後期の2回、公立大は前期・中期・後期の最大3回の試験日が設定されています。
国立大では難関大を中心に後期を縮小または廃止し、前期に一本化する動きが加速しています。
公立大は、大学ごとに共通テストで必要な科目が異なり、5教科7科目から3教科3科目までさまざまです。
ただし、国公立大の前期で合格した場合は、中期と後期の受験はできなくなるので、第一志望校は前期で
受験すると良いでしょう。
二次試験では、2~3教科の独自問題を課す大学が主流です。ただし、一部の難関大では4教科を課すな
ど、科目数や内容は大学・学部によって異なります。また、後期では教科数を1~3教科に減らすケース
や、小論文や面接、実技を課す大学、二次試験を行わず、共通テストの得点だけで合否を決定する大学
もあります。

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