こんにちは。
個別指導WAM東豊校です。
前回のブログでご紹介した内容、『スマホの利用時間が3時間を超えると成績が上がらない』が書かれた本【スマホはどこまで脳を壊すか 榊浩平著】を買ってみました!
1章から6章で構成されており、スマホの利用時間と学力の関係が書かれているのは2章となります。
脳の仕組みなどについて書かれている1章と2章をさっそく読みました。
いやーーーーーーーーーーーー、
非常に恐ろしい内容でした(・_・;)
スマホの使用時間が増える事は学力に影響を及ぼすことは感覚として持っていました。
改めて大規模な調査から得られたデータから、それが正しいという裏付けが得られてしまった。
そしてスマホなどの弄りすぎは勉強時間を増やしてもカバーが出来ない影響を及ぼしてしまっている事をこの調査で明らかにしてくれました。
そして、このデータが取られたのは2015年や2018年なんですよ。
つまりコロナ騒動の前、自宅待機が厳しく言われていない時なんです・・・。
自宅待機でスマホなどの通信機器を使う時間が自然と増えてしまった今の小中高生の世代。
間違いなくこの本で書かれている影響を大きく受けているはずです。
塾として、スマホとの付き合い方を子供たちと一緒に考えなければと思ったのです。
幸いにも、塾には自習部屋の前にスマホを置くスペースを作っています。
これは今後も続けていこうと改めて心に誓いました。
ただ、決して暗い内容ばかりではありませんでした(笑)
これは良い話だと思ったのが2つあります。
まず1つ目は、
『スマホの使用時間を減らした生徒は学力が上がった』というデータも乗っていたので、
スマホとの付き合い方を変える事によって成績はしっかり上げられるそうです!
(逆にスマホの使用時間が増えると成績が下がってしまったそうです(^-^;
2つ目は、
『ながら勉強をしている生徒の成績は、ながら勉強をしていない生徒よりも低い』
『3時間以上のながら勉強<<<<<30分未満のながらをしない勉強』
です。
ながら勉強は良くないと口酸っぱく言っていましたが、それが改めて証明された訳です。
勉強を集中して出来る生徒なんて本当にごく僅かです。
だから集中を阻害するものを如何に排除し、集中しやすい環境を作るのかが非常に重要です。
そのために、一時的にスマホとの距離を取ることが大事なのです。
興味がある人だけでなくお子さんを持つ親御さんは、この本を手に取って読んで欲しいです。
スマホの魔力は恐ろしいもの。子供の自主性に任せてしまうにはあまりにも危険過ぎるものだと思います。
(現に僕もついつい使い過ぎてしまう事ってあるので尚更ね)
『包丁を部屋のテキトーなところに置きっぱなしにしないよね?ちゃんと片付ける場所や使う場所を決めるよね?スマホもそれと同じだよ。』
そんな事を書いているある塾の先生のブログがとても印象的でした。
改めてスマホは付き合い方を考えなければですね。