松飛台校です。
題名の内容を見ると、わかるけども、説得力はあるのか気になりました。
「勉強して、上のステージに進むと、素晴らしい人たちに会えるんだよ」
「勉強には失敗もあるけども、勉強することで失敗を経験でき、乗り越えることも学べるんだよ」というお話のようです。
それは正しいと思うのですが、
「なぜ勉強しなきゃいけないの?」ときく子のすべてにこれが響くとは思えません。
私も勉強が嫌いで嫌いで仕方ない時期がありましたが、その時に、この話をされても、
「上のステージにあがらなくてもいい」
「今の友達で充分」
「失敗したくない」
「乗り越える必要がない」
と、すべてを否定で返していたと思います。
(ひねくれた子だったので、両親やまわりの大人の手を焼かせました。ごめんなさい)
ここで大切なのが、
「なぜ勉強をしなきゃいけないのか?」という言葉の本当の問いに気づくことだと思います。
勉強をする理由がわからない➡勉強しない
ということは、
勉強する理由がわかった➡勉強する
だと解釈してしまいます。
しかし、本当は
遊びたい(欲求)➡遊ぶ時間を作りたい➡勉強めんどくさい➡勉強する時間を削ってでも遊んで楽しいことがしたい
という思考回路があるケースが多いですね。
例にもれず、私もそうでした。
遊びたいという欲求や勉強がめんどくさいという嫌なことから避難したいという思考は、自然なことです。
そういった想いの子に、将来の話をしても、効果は少ないのではないかなと思います。
なぜなら、“将来”ではなく“イマ”を考えているからです。
大人になると、先の事、先の事を考えがちですね。
でも、なぜ先の事を考えがちになるのかと考えると、後悔が多いからかもしれません。
「あの時、もっと勉強していれば」
「あの時は失敗したなぁ」
と、過去を後悔しているからこそ、将来に備えて行動するようになったのではないでしょうか?
大人よりも過去が短い子どもたちからすると、後悔も少ないですから、将来に目を向けるのは難しいという子も多いと思います。
私が回答するときは、二つですが、長くなるので、別の記事にします。
で書こうと思います。5/31の14時に公開します。