松飛台校です。
昨年度の千葉県立高校受験で発生した「採点ミス」
これにより、不合格となった生徒さんもいらっしゃいました。
(採点し直しで、合格)
この対策が7月にも決まろうとしています。
採点ミスは、千葉県に限らず、茨城県や東京都でも発生した過去があります。
再発防止のため、機械による採点や一部マークシート式にするなどの対策が打たれてきました。
千葉県でも、こういった対策が打たれるのではないかという噂があります。
機械で採点する中学校もあります。
ここで気を付けなければいけないのが、文字を正確に書くことです。
rがvやhに見える書き方をする生徒さんもおります。
この場合、rだとわかっていて、正解もrなのに、間違えと判定されます。
マークシート式になると、選択解答になることから、有利になると思われがちですが、
マークシートになれていないと、答えを書き間違えてしまい、気づいたころには修正不能となっているケースもざらです。
数学で「-75」という解答があった場合、3行で答えなければいけません。
①―
②7
③5
と、3回に分けて黒塗りをしなければいけませんが、
同じ行に3つ塗ってしまうと、誤答になってしまいます。
そもそも、―,1~9,0の順で並んでいることから、75を塗ることはできません。
また、解答があらかじめあることから、難易度もあがりがちです。
マークシート式の解答となると、中学生ではテキストが少ないという特徴もあります。
大学受験では、マークシートがたくさんありますが、高校受験でマークシートは稀だからです。
愛知県立高校や高専、国公立高校などではマークシートがあります。
逆に言うと、それ以外は記述式となっています。
高校受験レベルのマークシート式テキストはありますが、数少ないため、実践練習に使うしかありません。
実践までの学習は、記述式でしていくしかないのです。
いずれの方針になったとしても、これ以外の方針になったとしても、
受験生が準備をしなければいけないことに変わりはありませんね。