WAM萩原台校です。
今週は急激に暑くなった日もありましたね💦
水分をしっかりとって無理をしないでください。
さて、突然ですが「うるさい」という漢字はどう書くでしょうか?
「五月蠅い」です。
・・・5月にハエ?
実は「五月」を使った言葉はいくつかあります。
端午の節句に絡んだ五月人形(ごがつにんぎょう)、五月幟(ごがつのぼり)。
旧暦5月の印象を残す五月雨(さみだれ)など。
そして「五月蠅い」。
この5月は旧暦で今でいう6月あたりを指します。
今の5月にはハエを見ることはあまりありませんが、
梅雨のころになると、しだいにハエがうるさくなってきます。
あの清少納言もハエについて、にくいもの、かわいげのないものと述べるほど、
古代から「ハエ=うるさい、さわがしいもの」ととらえられていたようです。
とくに活動を始め出す梅雨の旧暦5月のハエのうるささはこの上なく、
やがて「五月蠅い」という文字をあてるようになりました。
このように、五月雨、五月蠅い、に使われている「五月」は、
梅雨の意味を含んだ言葉として今も残っています。
古くから伝わる日本語から季節を感じ取ってみるのも面白いですよ。
個別指導WAM
萩原台校