松飛台校です。
昨年の受験結果が出ました。
本校というわけではなく、全県立高校受験生です。
英語、理科、社会、数学、国語の順で、点数にばらつきが出ていることがわかりました。
どういうことかというと、
この順で、得意不得意が分かれるということです。
英語、理科、社会の順で、点数を向上させられれば、他の受験生に差をつけられるともいいかえられます。
この3教科に共通することですが、覚えることが多いですよね。
単語や用語など、暗記分野が多いといえます。
もちろん、国語では漢字、数学では公式など、まったくないわけではないですが、暗記分野が苦手な生徒さんは、英理社が苦手な傾向にあります。
「頑張って覚えない!」と言っても、それが難しいのも事実です。
この“覚える”というのも注意が必要です。
例えば、英単語にplayは、「~する」という訳があります。
独学だと、この1つの訳しか覚えなかったりします。
しかし、 I play the piano.という文があった時、「私はピアノをする」と訳すのはおかしいですね。
「ひく」または「演奏する」というのが正しいです。
これより難しいのが、
I like cake. 私はケーキが好きだ。
I like sweets like cake. 私はケーキのようなスイーツが好きだ。
likeが動詞以外の役割をすることです。
文法の要素も混ざっては来ていますが、
「動詞が2個あるのはおかしい!」と思ってしまうのも仕方ありません。
そもそも、動詞が2個あることがおかしいと気づけないかもしれません。
こういった広い知識がないと、間違えに間違えと気づけません。
言語だからこその難しさといえます。
理科では、記憶単元以外にも、計算分野が出てきます。
多くが、ここで挫折します。
電圧や飽和水蒸気量など、数学要素が出てくると、厳しくなります。
また、中学校の社会と理科は、分野が混在しています。
社会は歴史・地理・公民、理科は生物・化学・物理・地学がまとまっています。
理科が苦手と言っても、本当にすべてが苦手とは限りません。
どの分野、どの単元が苦手なのかを明らかにすることで、正確に把握する必要があります。
本校は個別指導塾ですので、この個別の把握を行えると同時に、一人一人にあった指導を行っています。
お気軽にお問い合わせください。