こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は英語が苦手だと思っている学生のお話をしました。
自身の学力を鑑みるとき、その比較対象は自分以外の他人になってしまっている。
それ自体が間違っているというお話です。
比較すべきは「過去の自分」であります。言い方を変えると「昨日より英単語を1コでも覚えたのなら成功者である」という事を申し上げたいのであります。
比較対象についてですが、はっきり言って英語が得意な人と言うのはこの地球上に五万といます。ましてや英語圏の外国人に勝てるはずもございません。上を見上げればもっともっと出来る人はたくさんいます。だからと言って諦めろとか、投げやりでいいという事を言いたいのではありません。
何が言いたいのかと申しますと「比較対象を自分以外の他人に置いている場合は果てしない苦労や困難が待っている」という事です。
そして、その深層心理は「勝ち負けの概念」であるという事です。自分より学力が低い人を見ては安心をし、高い人を見ては嫉妬し自責の念に浸る。
この様な状態は全くもって健全であるとは言えません。一昔前はこの競争をモチベーションにして頑張っていました。そしてそれをしていればなんとなく「やった気になる」事が出来、かつ結果に結びつけることも出来ました。
しかし、今の現代は「競争」や「モチベーション」では結果が出ないようになっています。
比較すべきは「過去の自分」であるという時代です。
「それって怠慢なんじゃないの?」とお思いの方は、少し古い価値観をお持ちの方ですね。
人間とは常に戦争と競争を繰り返してきた歴史があります。
戦争や競争とは「レベルの低い行い」であると思って下さい。
次回に続きます。