教室ブログ

2023.05.02

【世界史】【各国史】西アジア史②

【中世】

 

<ムハンマド登場>

⇒メッカ(サウジアラビア)生まれ

⇒イスラームを創始

⇒唯一神アッラーの前での平等

⇒聖典:コーラン

⇒偶像崇拝を否定

⇒宗教が政治や生活と密接な関係

⇒聖遷(メッカ⇒メディナ)

 

<正統カリフ時代>

・ムハンマドの後継者:カリフ

・最初の4代は選挙

・ウマイヤ朝以降は世襲

・ビザンツからシリアとエジプトを奪う

・4代カリフのアリーが暗殺される

 

<ウマイヤ朝>

・イスラームの分裂

①スンナ派(多数派、話し合い)

②シーア派(少数派、血統、主にイラン)

・勢力拡大

⇒中央アジアからイベリア半島まで)

・アラブ帝国

⇒アラブ人と非アラブ人を差別

 

<アッバース朝>

・真のイスラーム帝国

⇒イスラーム教徒であれば平等

⇒人頭税(ジズヤ)は全員免除

⇒土地税(ハラージュ)は全員課税

⇒マワーリー(改宗者)を厚遇

・8世紀には全盛期

⇒首都バクダードは人口100万人

⇒アラビアン=ナイト(千夜一夜物語)

⇒タラス湖畔の戦いで唐に勝利

(製紙法が伝わる)

・9~10世紀になると衰退へ

⇒マムルーク(トルコ人奴隷)の台頭

 

<ブワイフ朝>

・イラン人のシーア派王朝

(十二イマーム派)

・カリフより大アミールの称号

(のちのスルタンと同義)

・セルジューク朝により滅亡

 

<セルジューク朝>

・トルコ人のスンナ派王朝

・カリフよりスルタンの称号

(イスラム世界の世俗君主)

⇒カリフ支配の形骸化

・スーフィズムの理論化

(イスラーム神秘主義)

・西アジア進出が十字軍の発端に

⇒第1回十字軍では敗北

(聖地奪還を許す)

(十字軍国家=イェルサレム王国建国)

(背景にイスラーム世界の分裂)

(セルジューク vs ファーティマ)

・モンゴルにより滅亡

⇒イル=ハン国成立へ

 

<ファーティマ朝>

・エジプト、初のシーア派王朝

(イスマーイール派)

・スンナ派のセルジューク朝と抗争

・カリフ鼎立へ

①アッバース朝

②ファーティマ朝

③後ウマイヤ朝

・首都カイロ

⇒バクダートに代わって中心都市に

・サラディンがアイユーブ朝を樹立

 

<アイユーブ朝>

・エジプト、スンナ派政権

(英雄サラディン(トルコ人)が建国)

・キリスト教徒から聖地を奪還

(英雄サラディンの活躍)

・エジプトからシリアにおよぶ大王朝

・マムルーク朝により滅亡

 

<マムルーク朝>

・エジプト、スンナ派政権

(トルコ人=マムルークが建国)

・16世紀初頭までイスラーム最大勢力

(メッカ&メディナを支配)

・黒死病(ペスト)流行で人口減少

・オスマン帝国により滅亡

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