【近代】
<列強の中国進出>
⇒アヘン戦争
(イギリスの三角貿易)
(イギリス→インド→清→イギリス)
(綿布→アヘン→茶・銀)
(清←イギリス←インド←清)
(銀←綿花・銀←銀)
⇒南京条約
(清はイギリスに香港割譲)
⇒太平天国の乱
(洪秀全)
(滅満興漢)
(鎮圧される)
⇒アロー号事件
(第2次アヘン戦争)
⇒天津条約・北京条約
(キリスト教布教の自由)
(イギリスに九竜割譲)
⇒洋務運動
(太平天国の乱を鎮圧した李鴻章)
(「中体西洋」)
(=精神は中国、技術は西洋)
(日清戦争で敗北、その欠陥が露呈)
⇒変法運動
(立憲君主政を目指す)
(西太后ら保守派のクーデターで失敗)
⇒列強の領土割譲(租借)
⇒中国の反植民地化
・イギリス:九竜半島・威海衛
・ドイツ:膠州湾
・フランス:広州湾
・ロシア:遼東半島(旅順・大連)
・日本:福建省
・アメリカ:当初不参加
(のち方向転換も中国領土獲得できず)
(ジョン=ヘイの3原則)
(門戸開放・機会均等・領土保全)
⇒義和団事件
(「扶清滅洋」)
⇒北京議定書
(列強軍隊の北京駐留を承認)
↓
<辛亥革命>
・孫文
⇒中国同盟会
⇒三民主義(民族・民権・民生)
⇒中華民国建国
⇒袁世凱が臨時大統領に、独裁へ
【現代】
<第1次世界大戦>
⇒21カ条要求
(日本が清に無理難題を突き付ける)
⇒五・四運動
(反日運動)
⇒中国国民党結成(孫文)
⇒中国共産党結成(陳独秀)
⇒第1次国共合作
(孫文「連ソ・容共・扶助工農」)
⇒蒋介石(孫文の後継者)の北伐開始
⇒上海クーデター
(蒋介石が共産党弾圧、合作崩壊)
⇒張作霖爆殺事件
⇒柳条湖事件から満州事変へ
⇒西安事件
(日本に父・張作霖を殺された張学良)
(蒋介石と周恩来=共産党を結ばせる)
⇒盧溝橋事件から日中戦争へ
⇒第2次国共合作(抗日民族戦線)
↓
<日中戦争>
⇒南京大虐殺、首都南京陥落
⇒汪兆銘の南京政府樹立(傀儡)
⇒首都を重慶に移し徹底抗戦
⇒戦争は長期化・泥沼化
⇒連合軍の支援で勝利
↓
<戦後>
⇒3たび内戦へ
⇒中華人民共和国成立
(農民出身、農民の味方の毛沢東)
⇒中華民国(蒋介石)は台湾へ
(「2つの中国」問題)
⇒冷戦では当初ソ連側(社会主義陣営)
⇒中ソ論争開始
(原因①:ソ連のスターリン批判)
(原因②:アメリカとの平和共存路線)
⇒毛沢東
①大躍進政策
(1000万以上の餓死者を出す地獄)
(パリ=コミューンを模した人民公社)
②プロレタリア文化大革命
(政権奪還も1億人におよぶ大粛清)
③アメリカのニクソン大統領の電撃訪中
(泥沼化するベトナム戦争打開のため)
(中華民国=台湾と断交)
(中華人民共和国と国交樹立)
(日本も追従し日中共同声明)
⇒華国鋒
(親毛沢東路線)
⇒鄧小平
(毛沢東が死去したため復権)
(経済優先、一資本主義経済一部導入)
(政治的な改革は後回し)
(天安門事件=民主化運動大弾圧)
⇒江沢民
(続・解放経済路線、世界の工場へ)
(香港返還、北京オリンピック招致)
⇒胡錦涛
(続・経済優先、GDP世界2位へ)
⇒習近平
(党・軍・国家のトップを独占)
(党総書記)
(中央軍事委員会主席)
(国家主席)
(毛沢東以来の独裁)
(憲法改正で3選可能に)