こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
本題に入りますが、出る杭を伸ばすとはつまり3番の状態の方の事を言います。
厳密に言うと「自分や他人が伸ばす」という事です。そして3番のような人は周りから信頼をされ、他力が身に付きます。
他力のお話は少し前にお話ししましたが、つまり「自分だけの力でやっているようで実は他人の力もうまく利用している状態」と言うことです。
利用しているというと少し言葉が乱暴になってしまいますが、例えば人に頼るのが上手な人、周りにいませんか?
「この仕事お願いできませんか?」と言う場合、頼るのが下手な人は相手の状況や気分を考えていません。「我」が強いという事です。「自分も忙しいのになんで今言ってくるんだよ」なんて気分にさせてしまう人が居ます。
ところが「頼るのが上手な人」とは、相手の状態や気持ちをよくよく観察しています。
例えば「この仕事お願いします」と言う時、本人の手がちょうど空いている、もしくは昼ご飯後で気分が良い、など。相手の心理状態や環境をよく観察している人です。
また、人懐っこいような「この人はどうも憎めないなぁ」って感じの方っていませんか?
そういった方は無意識なのか意識的なのかは置いておいて「憎めない人」だという事です。
そして、そのような人は自己肯定感が高く、自分も周りも大切にできる人です。そのような人が才能を持ち、才力を発揮している場合「出る杭を伸ばす」事が出来ます。
この様な内容を勉強に置き換えてお話をしたいと思います。勉強が出来る人は「勉強が出来る」と思っています。当然かもしれませんが、その通りです。
つまり、他力を利用しようが自力で頑張ろうがありとあらゆる可能性に気付き、それを学力アップにつなげている状態であるという事です。
そして、本人は頑張っていません。モチベーションに頼っていません。その人は「勉強が出来る人」なのです。
その人の深層心理はこうです「他者も自分もみんな頑張っている。必要なことは人から教わればいいし、友達がわからないと言えば喜んで教えたい」と言う感じですね。
次回に続きます。