【菅直人】(民主党)
村山富市以来の、
自民党に籍を置いたことがない
「市民派」の総理が誕生しました。
しかし村山同様
大震災(東日本大震災)に遭い、
その事後処理(特に放射能問題)
に苦慮しました。
菅は、橋本内閣での厚生大臣時代、
「薬害エイズ」問題で
時代の寵児となり、
その後も舌鋒鋭く自民党を追求する
「野党第1党の党首」として、
高い人気を保持し続けてきました。
選挙のたびに連戦連勝を続け、
鳩山由紀夫とともに、
民主党を2大政党の一翼にまで
成長させました。
そして待望の総理のイスを掴んだ後、
市民運動出身者らしく、
「最小不幸社会」という
スローガンを掲げましたが、
鳩山同様、
大きな成果は残せないまま
志半ばで退陣します。
端的に言えば、
常に「小沢一郎」との
関係性に苦慮し続けました。