教室の近くにある公園の桜を見ようと散歩をしていた時のこと。
その日は天気も良く、見事な桜を写真にとることができました。
教室へ戻る道を歩いていると、道端に蒲公英を見つけました。
蒲公英と言えば、小学校の教科書に『たんぽぽのちえ』という文章が載っています。
蒲公英の生態について読みやすい文体でまとめられています。
蒲公英の語源については、蕾の形が鼓にみえることが由来となっているそうです。
「つづみ草」と呼ばれ、昔の人は鼓の音をタン、ポン、タン、ポンと聞きなしたそう。
子供たちはそこからタンポポ、と呼ぶようになったそうです。
身近な植物に目を向けて、観察したりいろいろ調べたりすることも楽しいものです。
参考文献 金田一春彦『ことばの歳時記』新潮文庫