【芦田均】(民主党)
~GHQ内部闘争で内閣崩壊~
・GHQは中道の芦田政権に好意的も、
政権基盤は脆弱、
野党自由党の猛攻を受け短命政権に
・昭和電工疑獄事件
⇒昭和電工が復興金融金庫から
融資を受けるため
政府に賄賂を贈った事件
⇒芦田は総辞職、起訴される
・疑獄の裏でGHQの内部闘争も
⇒民政局
(GS=徹底した非軍事化を志向)
⇒参謀第2部
(G2=日本の再軍備化を志向)
芦田は首相在時には
大きな成果を残せませんでしたが、
日本国憲法制定時に、
「芦田修正」と呼ばれる文言を挿入し、
「日本国憲法のもとでも
自衛のための軍備は可能」
という含みを残しました。
また、斎藤隆夫の
いわゆる「反軍演説」に
賛同の意を示すなど、
生涯リベラルな姿勢を貫きました。