【山県有朋②】(長州)
~悪名高き反動内閣~
・軍部大臣現役武官制
⇒陸相と海相は現役の大将・中将のみ
⇒政党の軍部への発言防止
⇒のちに倒閣の手段になる天下の悪法
・文官人用令改正
⇒高等文官になれるのは試験合格者のみ
⇒政党員の政府高官への進出防止
・選挙法改正
⇒直接国税15円から10円に
⇒有選挙権民は1.1%から3.3%へ
⇒治安警察法(アメとムチ)
・中国で義和団事件勃発
⇒「扶清滅洋」
⇒8か国連合軍が鎮圧
⇒日本軍は大活躍「極東の憲兵」
⇒北京議定書
⇒どさくさ紛れにロシアが満州を占拠
・立憲政友会結党(伊藤博文)
⇒母体は憲政会(旧自由党)
⇒幸徳秋水「自由党を祭る文」
(黒岩涙香の「万朝報」に掲載)
国民の期待が高かった
大隈&板垣タッグ内閣の後の
第2次山県有朋内閣は一転、
軍部大臣現役武官制の制定や
文官人用令の改正など、
色々と反動的で悪名高いです。
そしていよいよ伊藤自身が政党を結成。
そして時代は大正デモクラシー、
そして日露戦争、日中戦争、
太平洋戦争、と戦争の時代へ。