松飛台校です。
幻冬舎(4/14)記事で上記のものを拝読しました。
日本の学校で、家庭学習に保護者の協力を求めたところ、「忙しくてそんな時間はない」「教師がやるべきことをなぜ保護者にやらせるのか」という苦情が来たという話を耳にしたことがある。 確かに、忙しい保護者であれば子どもの家庭学習など見ていられないというのが正直なところだろう。オーストラリアでも同じだ。誰もが子どもの家庭学習に付き合えるわけではない。 そのため、学校はホームワークセンターなどを設置して、家庭学習の支援や補習を行ったりしている。
(記事抜粋)
保護者様が忙しいのは日本に限った事ではないようです。
オーストラリアでは、協力を求めるのではなく、工夫を行ったのですね。
家庭学習が読書であれば、きく“時間”を用意する必要がありますが、
問題を解くとなると、事情が変わります。
“(保護者様が子供のころ)習っていたところと違う”や“(問題が難しくて)答えられない”というお話をよく伺います。
保護者様が習っていた範囲と、子どもたちが習っている範囲は異なります。
そういったギャップが発生するのは、小学校高学年からが多いです。
本校に通塾されている生徒さんは、小学校高学年から急増します。
低学年の生徒さんもいらっしゃいますが、高学年からが特に多いのが現状です。
中学生になるとさらに多いです。
それほどまでに“難しい”と感じられるレベルの差が小学校高学年にはあります。
“時間”もさることながら、“難易度”もあるので、なおさら難しいのかもしれません。
中学校で数学が苦手な生徒さんは、小学校から苦手なケースが極めて多いです。
特に小学校4年生・5年生で現れます。
これを教育業界では、「小4(5)の壁」と言います。
小数や分数といった独特なものが出てきますので、得意不得意が分かれてきます。
その小数や分数は、長く使う考え方ですので、習っている今、きれいにしていく必要があります。
中学校で習う公式を覚えても、分数や小数の計算が曖昧なゆえに、誤答してしまうケースも珍しくありません。
本校の学習相談では、テストの点数のみをきくのではなく、計算式から見ます。
どこからがハードルなのかを正確に把握することで、必要なカリキュラムを作成いたします。
これができるのは個別指導たる本校の強みですね。