【伊藤博文①】(長州)
~国会より先に内閣が出来る~
・内閣制度発足
⇒初代内閣の顔ぶれ
(谷・榎本以外は全員薩長出身)
⇒首相:伊藤博文
(維新三傑亡きあとの主役)
⇒外相:井上馨
(鹿鳴館などの欧化政策)
⇒蔵相:松方正義
(松方デフレ財政)
⇒陸相:大山巌
(日清・日露戦争勝利の立役者)
⇒海相:西郷従道
(西郷隆盛の弟)
⇒内相:山県有朋
(のち首相、伊藤のライバル)
⇒文相:森有礼
(戦前の教育制度を確立)
⇒逓信相:榎本武明
(最後まで抗戦した旧幕臣)
⇒農商務相:谷干城
(西南戦争勝利の立役者)
⇒司法相:山田顕義
(日大・國學院大の創設者)
・大同団結運動
⇒民権派の反政府運動
⇒中心人物は星亨・後藤象二郎
⇒三大事件建白(片岡健吉)
①言論の自由
②地租軽減
③外交失策の挽回
(井上馨の欧化政策)
⇒伊藤、保安条例で民権派を追放
現代にまで脈々と続く
内閣制度が発足したのは
1885年。
その記念すべき初代内閣は、
木戸孝允・大久保利通・西郷隆盛の
「維新三傑」亡き後、
大隈重信とともに
明治政府の主役に躍り出た
伊藤博文による内閣です。