こんにちは(^∀^)兵庫県筑紫が丘校の河合です。
早いもので3月も残りわずかとなり、外の空気も暖かくなってきましたね。
怒涛の如く受験シーズンが過ぎ去り、筑紫が丘校では新学年に向けて生徒がせっせと春期講習に励んでおります。
春休みは短いですが、たった2週間程度の勉強を集中して取り組むか、面倒臭がってサボるかでは
4月以降の学習理解度に大きな差が出ます。しっかり頑張りましょう(‘ω’)
さて、筑紫が丘校では日々の授業で「自立学習ノート」を使うようになって早や1年が経ちました。
最初は定着できるか不安もありましたが、先生方の協力もあって最低限の使い方は浸透できたかな~と思います。
ですが、まだまだ自立学習ノートを使いこなせていない生徒も多いので、
今回は改めて自立学習ノートを使う意味や、使い方について書こうと思います。
自立学習ノートを使う目的は、ずばり以下の3つにあると思っています。
①自分の学習計画を立てられるようになる
②学習の進捗状況を把握する
③自分が理解できているところ・そうでないところを整理する
①は学校の定期テストが近づくと、中学生なんかは学校でも学習計画を立てることがあると思いますが、
日頃から計画を立てる習慣がなければ、自分が本当に取り組めることよりも過大な計画を立ててしまい、
いわゆる「絵に描いた餅」になってしまうことが少なくありません。
自立学習ノートを使うことによって、日頃から計画を立てる習慣付けのトレーニングができます。
②については、テスト勉強の計画を立てるのに、テスト当日から逆算して考えながら
“いつまで”に、“どの範囲を”、“どこまで理解できておけばいいのか”を把握しておくことがとても重要です。
ですが、何も考えず闇雲に問題をこなしているだけでは、自分の勉強の全体像がなかなか掴めないので、結果的に
「なんか思っていたところよりも出題範囲が広かった」とか、「勉強していないところが出された」などの失敗をすることがあります。
そうならないためにも、自立学習ノートを活用して学習進捗を把握しておくことが大切です。
(ノートの後半部分は自習履歴をまとめられるページがあるので、ぜひぜひ活用しましょう(^^)/)
③については②と少し関連するところもありますが、自立学習ノートを取り入れる以前の授業を観察していると
一見先生の解説をよく聞いているようには見えますが、はてその日の授業が終わったときに、
「この子は今日何という単元を勉強したのか、ちゃんと自分でも把握できているのかな??」と疑問に感じることが何度かありました。
やはり、勉強は受け身一辺倒ではなく自分から主体的に取り組むことによって、自分に蓄積される知識量にも違いが出ます。
そういう点でも、自立学習ノートに「自分の手で勉強したことをまとめる」ことには意味があると思います。
(ついでに、自分がよく理解できた単元と、そうでない単元に印をつけておけば、後から見返すときに状況整理がしやすくなります)
この他、自立学習ノートを取り入れてから宿題忘れが減ったなんていうものもありますが…(^^;)
勉強というものは、なにもワークをこなしたり、ノートをまとめたりすることだけを指すのではありません。
自分の学習状況を把握したり、整理したりすることも自分の勉強に繋がっているのです。
まだまだそのことに気付けていない生徒が多い気がするので、新年度もみっちり使ってもらおうと思います(-ω-)/