こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
例えば、会社の上司にいつもパワハラめいたことをされて我慢している、同僚の噂や叱咤激励を反論するでもなく、グッと耐えている方がいるとします。
そのような方が、お酒を飲み人と話している時いつも通りグッと耐えられるかと言うと、難しい場合があります。「お酒を飲むと気持ちが大きくなる」という人が居ますが、実際は「お酒を飲むと心が緩み本性が出る」という事が深層心理で起きています。
前述しました「気持ちを抑圧している」という所にポイントがあるのですが、普段ストレスを抱え込んでいる人は「無理やり感情を抑え込む」という事を無意識に行っています。これも「自己防衛本能」であると言えますが、つまり「お酒を飲むことで心の蓋が緩む・外れる」という事が深層心理では起きています。
抑圧している心、感情や感覚の蓋が緩むことにより、普段抑え込んでいる感情や感覚が表に出てしまう。そして、酔った状態の心ではそれを抑圧する事が出来ない。
要は「ゆるゆるの筋肉ではバットは振れない」という事です。野球のバットも一点に集中して筋肉に負荷をかけて重い球をめがけてバットを振りますよね。ところが、筋肉が緩んだ状態では立つことはおろかバットを持つことはできません。そのような状態で目の前に重い球が来ても対応する事が出来ないという事です。
この二つの例に共通して言える事は「普段抑圧している感情や感覚がある」という事です。
人間は自己防衛本能により、人間社会においては少なからず心を抑圧しています。そのため、休みの日にレジャーを満喫したり、人と話すことで、抑圧した感情や感覚、つまりストレスを開放するのですが、その方法がわからない、分かっていても出来ない人が居ます。
ここでお話している「本性」とは「普段抑圧している感情や感覚」であると思って下さい。
もし、そのような人がパートナーだったり身の回りにいるという人は責めないで上げてください。むしろ心配してあげて欲しいと思います。
次回に続きます。