教室ブログ

2023.03.06

【人は褒めた方がいい-終】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

今の時代は「正しくて楽しいことを選ぶ」時代です。人や自分を傷つけてはいけない、法を守る、など何が正しいのかは大体わかっています。もちろん小さな子供はその事を知りませんから教えてあげるのはいいでしょう。

 

しかし、「こうしなさい、ああしなさい」と言うのは親のエゴだという事です。

本人は楽しいことを選んでいます。それが正しくないことなのであれば教えてあげればいいだけの話です。

 

また、「褒める」とは大変崇高な行為であります。つまりまず「相手の事を知る」必要があります。ありのままの相手を知り、褒めたいところを探し、それを言葉にして表現する。

自分の偏った価値観で褒めたところで相手の心には届きません。ありのままの相手を受け入れ尊重し、「褒める」。そのようなことがどれだけの人が出来ているのかは存じませんが、褒めるとはそういう事です。

 

「あなたが居てくれるだけでいい」そう言われたとき、誰しもがうれしいと思います。人間とは褒められたい動物であります。褒められたいから頑張るし、無理難題にもチャレンジしたくなるのです。そんな中、一人でも「無条件に褒めてくれる人」が居た場合、どれだけの方が救われるでしょうか。

 

ご家庭の中で、あなたが「無条件に褒められる人」になった時、家族全員が救われます。

そして褒めるという行為を続けるには「忍耐力」が必要です。頑張ってできるものであありません。

 

「忍耐力」とは「ただそう在り続ける」という事です。人間とは「我」がありますから自分が正しい、自分ルールが心の中にあります。その心をそのまま表現していたのでは我が強いという事です。我を抑えそれでも尚相手を受け入れ尊重し「褒める」ためには忍耐力が必要です。

 

また、褒めるという事を本当にしている人と言うのは「人と人を比べる」という事を絶対にしません。優劣を付けることなく人と接する事が出来ます。ルールや条件から解放されて尚も受け入れ尊重をしている訳でありますから、当然と言えば当然です。

 

その「褒める」という事は誰にでもできます。「私はこうだからああだから出来ない」ではありません。もちろん出来なくても生きていけます。しかし、その人生は少し曇った道を歩んでいるのかもしれません。

 

「褒める」という行為だけでもかなりの長いお話になってしまいました。しかし、人と言うのは深いものでありまして、何が正しい何が間違っている、などと二元対立的なモノの見方、考え方をしたいのです。つまるところ「その方が楽が出来る」からなんですね。

 

人間の本質とはもっともっと深い所にございます。そこに気付けたとき、人はさらに深く深く自分を知り、他者を知る事が出来るのだと思います。

 

ありがとうございました。

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