教室ブログ

2023.03.05

【人は褒めた方がいい-3】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

子供と言うのは全員が良い子です。そのようないい子に「もっと丸くなれもっと丸くなれ」と言っているようなものでして、丸く丸くなった後は縮こまって小さく小さく固まってしまいます。自己表現も出来ず、自分にすら条件を付けて満たない場合自分を責めてしまうような子供に育ちます。

 

習い事をしているとします。その子はその習い事が嫌で嫌で仕方がありません。にもかかわらず「あなたにために言っているのよ」と言う親が居るとしますよね。

 

それって本当にその子の為ですか?苦しんでイヤそうな顔をしている我が子を見て頑張ってって言うんですか?子供の為と言いながら「自分の為に」言っていませんか?

人を褒めるという事は「そのままの相手」を褒めるという事です。つまり相手を許し尊重し受け入れるという事です。何も変えないでください。何も条件を付けないでください。ただありのままの相手を褒めてください。

 

「それって甘やかしてるってことじゃないの?」と言われそうですが、そうではありません。

褒めるとは「受け入れる」ことと申しました。つまり「相手の今の状態を受け入れ必要な課題を提示する」という事です。

 

課題とは、欠点や出来損ないという事ではございません。既に人間には生きているだけで価値があると申しました。その上で起きた困ったこと、もっと良くなりたいと思う気持ちとは「課題」である。ただそれだけであります。

 

相手の欠点を指摘し、直そう正そうというのはあなたの「不当な欲」であります。相手はその事を楽しんでやっているかもしれません。欠点だと思っていないかもしれません。

 

一般常識や個人の価値観を頼りに、その事だけを指摘し直そう正そうというのはあなたの「独りよがり」に過ぎないという事です。

 

また、その欠点のように思える事柄は何を参考にしていますか?一般常識?偉い人が言っているから?きっと条件付きの何かしらを参考にしていると思います。

次回に続きます。

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