こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
もう一つ例を挙げてみます。それは「出世をしたくない」という利得です。
一見するとその会社で出世をすると地位が上がり肩書も増え、みんなから尊敬される。そして収入も増えいい事ばかりのような気がしますよね。
ところが出世をすると、
・責任が増えて休みが取れなくなる
・部下の面倒を見なければならない
・人から嫌な目で見られたり悪口を言われるかもしれない(と思っている)
この様に、本人からするとデメリットに見える(実際にどうとらえるかは個人差があります)事柄が挙げられます。
この様な人は、顕在意識では「出世をして収入を上げるぞ!」と思っていても潜在意識では「出世をしたら困る事が起きる」と思っています。ここは無意識に思っている事であり、本人も言語化できませんし、受け入れたくありません。
ですので、出世をしないために少し手を抜いてしまったり、ごまかしたり、自分が上司の悪口を言ってしまったり、します。ところが本人はそれが出世を止めていると気付かないという事ですね。自覚がない、無意識なだけに本人もなぜうまくいかないのかを分かっていません。イメージが伝わりますでしょうか?
さらに深いお話をすると「親に仕返しをしている」というケースがあります。機能不全家庭で育った大人と言うのは、ほんのわずかではあると思いますが、親を恨んでしまう人が居ます。愛情を注いでもらえなかった、何をしても褒めてもらえなかった、承認してもらえなかった。そういった経験や体験がある大人は親を恨んでしまう場合があります。
次回に続きます。