教室ブログ

2023.02.05

【完璧にならなくてもいい-3】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

また例を挙げてお話しますが、所謂「クレーマー」っていますよね。接客業をしている方であればよくお分かりかと存じます。そのような方は正に「完璧主義者」です。

 

「私は客だ」「従業員は完璧なサービスで私を喜ばせるべきだ」「少しでも不備があれば不服を申し立てる」と思っています。

 

ところが、自分も含めて完璧に出来る人なんて言うのはこの地球に存在しないのです。

もし居るとすれば神様ですね。地球に生まれる必要がありません。

ところがそのクレーマーは「自分にも相手にも100%を望む」という事が深層心理で起きています。「自分はこんなにも崇高な人間なのに不当に扱われた」という感覚が深層心理にあります。(ここまで本人は言語化できていません。)

 

人間関係も0:100、自分に対する評価も0:100、相手への期待値も0:100です。

全てが0:100であります。めちゃくちゃ辛くないですか?

 

もし、本人が「完璧な100になった」と思っていたらどうでしょう。必ず何かのせいにしてます。反省をしません。もしくは自分責めをしていつか心が病んでしまうでしょう。

 

私たち人間は「非完璧主義者」にならなければなりません。

とは言え、完璧を目指さないというのはそれはそれで違います。人は「100%を目指すが実際は78%の達成率でOK」という事です。自分を許すという事ですね。

 

このお話はすごく難しく、感覚的で、文字に起こすと矛盾を感じるかもしれません。

しかしどうでしょう。人を非難したり自己嫌悪に陥ってしまう時、あなたは「完璧主義者」になっていませんか?

 

例えば子供が「5教科400点を取ると豪語したのに380点だった」時、責めてしまっていませんでしょうか?別にいいじゃないですか。380点取れれば上等です。

本人は100%を目指し、頑張っています。その事を承認せず、ただ78%の達成率だけを見て非難する人は「勉強不足」ですね。自覚しましょう。

 

次回に続きます。

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