こんにちは!Wam久宝寺校です。
今日は立春の日ですね。まだまだ寒い日が続き、「本当に春が来たのかな?」と思っています。
現代の日本では国立天文台の観測によって「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としているそうです。
どうして天文台が?というと、地球は太陽の周りを公転していますが、それをもとに「最も太陽に近づく日」を夏至、「最も太陽から遠のく日」が冬至として、その周期を24等分した二十四節季を計算しているからです。地軸が傾いている関係で夏と冬の違いがあります。現代日本で一般にカレンダーに使われるグレゴリオ暦(太陽暦)の一年は、地球が太陽を一周するのにわずかな誤差があるので、立春の日もわずかにずれてしまいます。だから閏年があるというのはご存じかと思います。
実は、立春の前日である「節分」もたまにずれてしまいます。2021年は124年ぶりに節分の日が2月2日にずれました。
さて、昨日は節分の日でした。大阪の節分といえば恵方巻です。大正時代、大阪のすし屋やのり屋が「古くは恵方を向いてかっぱ巻きにかぶりついた!」とキャンペーンを打つようになったのが、今の文化の直接的な起源だそうです。現在ではコンビニなどで売られて全国区になりましたが、「大阪が元祖!」という気持ちもちょっぴりあります。土用の丑の日、バレンタインみたいなものでしょうか。後の世の文化にまで残してしまうとは商魂たくましいですね。ちなみに写真は、開校前に教室長が南南東を向いて食べているシーンです。こぼれないように下にタッパを置いて、正座で食べています。Wam久宝寺校のチラシを置かせていただいている、近所の業務スーパーさんで購入してほおばっていました。「ブログに載せたい!」と気持ちがあふれて、途中でしゃべっていました(笑)。
今回調べたことで、刻々と移り行く時の流れを感じながら、それに名前を付けたり、楽しんだ先人たちの豊かな生活が垣間見れました。皆様もぜひ、イベントを楽しみながら、ちょこっと調べてみてください。