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2023.02.02

【日本史コラムー4】中世

【中世】

【武士の世の中】

 

【鎌倉時代①】

1185年〜。

源頼朝が全国に

守護(警察)と

地頭(荘園管理)を設置、

征夷大将軍に。

中世=封建時代=御恩と奉公

=将軍は御家人に土地を与え、

御家人は将軍に軍役。

後鳥羽上皇の

承久の乱が鎮圧されて以来、

武士勢力が

西日本にも及ぶ(六波羅探題)。

しかし源氏将軍は3代で断絶。

 

【鎌倉時代②】

その後は幕府ナンバー2である

執権の北条氏が実権。

3代執権泰時は

初の武家法・御成敗式目を制定。

8代執権時宗は、

ユーラシア大陸を席巻した

モンゴル軍を、運も味方に撃退。

しかし元寇は防衛戦争であったため

御家人は新しい土地を得られず、

分割相続もあり窮乏、幕府は動揺。

 

【建武の新政・南北町時代】

1333年〜。

足利尊氏・新田義貞らにより

鎌倉幕府滅亡。

後醍醐天皇の

建武の新政が始まるも、

すぐに足利尊氏が離反。

京都で尊氏が光明天皇を擁立、

後醍醐天皇は吉野に逃れ、

天皇が並び立つ南北朝時代へ。

3代将軍義満が南北朝を統一、

本格的な室町政権開始。

 

【室町幕府①】

1338年〜。

南北朝統一は1392年〜。

義満は金閣寺を建立、

武士として平清盛に次ぎ

太政大臣(貴族の最高位)に就任も、

日明貿易では中国に

冊封される(中国の臣下に)。

しかし8代義政の時に勃発した

約10年続いた応仁の乱により

京都は焼け野原に、

下剋上が跋扈する戦国時代へ。

 

【室町幕府②】

中世は経済が大きく発達、

二毛作から三毛作へ。

都市も発展、門前町や城下町も登場。

惣と呼ばれる自治的な村落も誕生、

徳政一揆や土一揆を起こす。

沖縄では琉球王国が成立、

北海道では日本人の横暴に対し

アイヌの人々が反乱を起こした。

能や茶の湯など、

代表的な日本文化も誕生。

 

【安土桃山時代】

鉄砲とキリスト教が伝来。

織田信長が

その鉄砲の巧みな使用と

自由な経済活動の奨励で

天下統一目前まで迫るも、

部下の明智光秀により自害。

同じく信長の部下の豊臣秀吉が

光秀を破り天下統一。

刀狩で兵農分離、

太閤検地で荘園制が消滅。

しかし朝鮮出兵途中で死亡、

明征服の夢は絶たれた。

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