【中世】
【武士の世の中】
【鎌倉時代①】
1185年〜。
源頼朝が全国に
守護(警察)と
地頭(荘園管理)を設置、
征夷大将軍に。
中世=封建時代=御恩と奉公
=将軍は御家人に土地を与え、
御家人は将軍に軍役。
後鳥羽上皇の
承久の乱が鎮圧されて以来、
武士勢力が
西日本にも及ぶ(六波羅探題)。
しかし源氏将軍は3代で断絶。
【鎌倉時代②】
その後は幕府ナンバー2である
執権の北条氏が実権。
3代執権泰時は
初の武家法・御成敗式目を制定。
8代執権時宗は、
ユーラシア大陸を席巻した
モンゴル軍を、運も味方に撃退。
しかし元寇は防衛戦争であったため
御家人は新しい土地を得られず、
分割相続もあり窮乏、幕府は動揺。
【建武の新政・南北町時代】
1333年〜。
足利尊氏・新田義貞らにより
鎌倉幕府滅亡。
後醍醐天皇の
建武の新政が始まるも、
すぐに足利尊氏が離反。
京都で尊氏が光明天皇を擁立、
後醍醐天皇は吉野に逃れ、
天皇が並び立つ南北朝時代へ。
3代将軍義満が南北朝を統一、
本格的な室町政権開始。
【室町幕府①】
1338年〜。
南北朝統一は1392年〜。
義満は金閣寺を建立、
武士として平清盛に次ぎ
太政大臣(貴族の最高位)に就任も、
日明貿易では中国に
冊封される(中国の臣下に)。
しかし8代義政の時に勃発した
約10年続いた応仁の乱により
京都は焼け野原に、
下剋上が跋扈する戦国時代へ。
【室町幕府②】
中世は経済が大きく発達、
二毛作から三毛作へ。
都市も発展、門前町や城下町も登場。
惣と呼ばれる自治的な村落も誕生、
徳政一揆や土一揆を起こす。
沖縄では琉球王国が成立、
北海道では日本人の横暴に対し
アイヌの人々が反乱を起こした。
能や茶の湯など、
代表的な日本文化も誕生。
【安土桃山時代】
鉄砲とキリスト教が伝来。
織田信長が
その鉄砲の巧みな使用と
自由な経済活動の奨励で
天下統一目前まで迫るも、
部下の明智光秀により自害。
同じく信長の部下の豊臣秀吉が
光秀を破り天下統一。
刀狩で兵農分離、
太閤検地で荘園制が消滅。
しかし朝鮮出兵途中で死亡、
明征服の夢は絶たれた。