こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
ところが中国の価値観は日本とは少し違います。相手が富裕層だと見抜いたらば「この人はお金持ちだから100gのところ50gでいい」と思います。そして先にお金をもらって50gの入った唐辛子の袋を渡すんですね。
ではそのCさんはどんな反応かと申しますと、当たり前のように50gの唐辛子が入った袋を持って帰ります。中国の方の価値観と言うのは「お金持ちが貧しい人たちに恵みを与える」という価値観が当たり前なんです。ですので、Cさんはその事が当たり前ですので、100g分のお金を払い、50gの袋を見て、分かった上でお店を後にしています。
日本の場合「お金持ちはすごい。媚びへつらって恵んでもらう」という価値観が少なからずありませんか?つまり、お金持ちが上の立場で貧民層は下の立場です。
立場だけで言うと中国の場合、「貧民層が上でお金持ちは下」という構図があります。
何度も言いますが、これが正しいという事を言いたいのではありません。
つまり「人より秀でているのであれば、それを振りかざすのではなく、困っている人がいれば恵む気持ちを持ちましょうよ」という事です。私たち日本人も、中国のようなこのような価値観を少しは見習ってもいいのかもしれません。
例えば、人よりたくさん勉強をし、色んなことを知っているとします。その事をテクニックのように使い、人の上に立ったような気になっている人は、私は「子供」だと思います。
そうではなく「たまたま知っただけなんです。どうか役に立ててください」と言うのが「大人の目」を持った方だと思います。
次回に続きます。