教室ブログ

2023.02.27

【大人の目のはなし-2】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

「大人の目」とは、自分も気分が良い、相手も気分が良い、周りも気分が良い、そのようなことを普段から考えている人の事をいいます。

Aさんはも本当は言い返したかったでしょう。なんでわざわざつまらないマウントを取ってくるのか。むかついたと思います。

 

ところが、今は「お披露目会」の真っ最中です。「私たち家族が企画をしてみんなを呼んだんだ。その人も私たちが呼んでしまったんだ。だったら責任は私たちにある。」と無意識でそう思い、周りのみんなの気分が悪くならないように「今の幸せを噛み締めたい」という、なんとも当たり障りのない、発言をし、笑顔で返したのだと思います。

 

この話を聞いて、皆さんはどのように思われるでしょうか?「私はここまで出来ない。Bさんが悪いもの」と思いますか?それとも「Aさんはすごい。私も見習おう」と思いますか?

 

この話に正解と言うものはありません。このAさんはきっと普段からも自分も周りも大切にできる方なのだと思います。

 

話は変わりますが、中国のお話をします。中国では「大人」の事を「大人(タイジン)」と呼ぶそうです。中国には想像もつかないような富裕層の方がいます。人生5回分稼ぐなんて言う人もザラにいます。対して貧しい方と言うのもいます。明日食べるお金が無かったり、その日暮らしなんて言う人もザラにいるんですね。この貧富の差が良いとか悪いとかと言うお話ではありません。

 

ある富裕層のCさんが露店に買い物に行きました。その露店街は決して裕福とは言えない人たちが露店を開き、日銭を稼いでいます。

 

Cさんはその露店街で買い物をしていると、ある「香辛料」のお店が気になりました。所謂「グラム何円」で売っているお店ですね。Cさんは露店の店主に「この唐辛子の粉末を100g下さい」といいその分のお金を手に持ち、店主に声を掛けました。店主は「はいよ」といい、100gを用意すると思いますよね?

 

次回に続きます。

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