こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
では、人はなぜ健全な欲望に従うことなく利得を選んでしまうのでしょうか。
その理由は「心の防衛反応」であると言えます。つまり、心が傷つく、心が折れることを防ぐために、「本来であればこうなりたい」という欲望を押さえつけてしまって、「本来であればこうなりたくない」事を選ぶことによって「自分の心を守っている」とういう何とも矛盾した状態が起きてしまいます。
そして、「その状態や環境を選んでいるのは自分」であるにもかかわらずそれを認めたくない、認めると何かを失う気がする、誰かに攻撃をされる気がする、という事が深層心理で起きています。
よく、コンサルティングやコーチングの界隈で「利得を利用した心理術」のようなことを扱う書籍やSNSが一部で共有されているようですが、絶対にやめてください。
本人も「そうならざるを得ない」つまり「本心ではは望んでいない」からです。
そこに付け込んでテクニック的な何かしらをしたり、人様の気持ちをコントロールしようとすることは愚の骨頂です。
心理やスピリチュアルの1つの鉄則があります。それは「自分は自分、他人は他人」であるという事です。自分の機嫌は自分で取る、他人の機嫌は自分で取れない、という事です。
そこの境界線があいまいな方を「境界性」や「境界性パーソナリティ障害」なんて言いますが、その話はまたの機会にします。
次回に続きます。