みなさん、自分の進路について語ることはできますか?
私はこんな理由でこの仕事をしたいからこの学校(会社)に行く!と言えればいいですよね。あとは目標に向かってがんばればいいのです。
学校では進路について相談したり学校参観や職場体験など、様々な形で自分の将来について学び考える機会があるかと思います。その中で「自分は何をしたいのか」が明確になってくれば自ずと進路も見えてくるでしょう。
しかしながら、自分のやりたいことがなかなか見えてこない場合もあると思います。そんな時に簡単にできる自分探しの方法をお伝えしたいと思います。その方法は、「究極の状況を想像する」です。
私たちは大人に成長していく過程で身につく力があります。その一つに論理的に考え、現実的に生きるというものがあります。他者と自分との違いを理解し、自分の能力を客観視できるようになってくると、自分ができること、できないことを冷静に考えられるようになってきます。そうするうちに、それまで描いていた夢もなんだか現実味が無いように感じられて、だんだんと将来の夢が、今の自分の自己評価に則したものに変わってきます。
このこと自体は決して悪いことでないのですが、同時に自分のやりたいことが現実に隠されて見えなくなってきてしまいます。その現実というベールを一度取り払って、ゼロベースで自分のやりたいことを考えてみようというのが、先ほどの「究極の状況を想像する」ということです。
具体的には次ステップを実行してください。自分への制限を外して視野を広げていくという意識が持つことがポイントです。
※ 現実に起こりえないという意識は残すべきです。あくまでワークの中での話と割り切りましょう。
この4ステップで、自分の中で腑に落ちる、心に刺さるような答えが出ればラッキーです。その答えとスタートとして現実的に志望校などを考えていけばよいのです。何も出てこない場合は、小さかったころの夢がどんなものだったか思い出してみてください。覚えていなければ、ご両親など周りの人に聞くのもよいでしょう。もしそれで明確な答えが出なくても、知らず知らずのうちに自分にかけていた縛りのようなものがほどけていく感覚を得られるはずです。
今回の入試を通し、勉強に自信が無く後ろ向きだった生徒さんが、前向きに学習に取り組むようになり、力をつけて成績を伸ばし、自信を取り戻した姿を見ました。その時の明るい表情と少し力強くなった眼差しがとても印象に残っています。みなさんの可能性はみんさんが想像する以上です。私も想像できないほどです。だから生徒さんの成長を目の当たりする度に、みなさんの中にある可能性を信じることが大切なのだと感じさせられます。
自分の可能性に制限をかけるのはとても勿体ないことです。私たちはその可能性を引き出すお手伝いをさせていただきたいと思っています。当校が気になったらすぐにご来校ください。気になった時があなたの新たな成長のスタートです!