こんにちは、Wam円座校です。
先日私立高校の合否発表が出揃い、今回も無事全員が合格を勝ち取ることができました。おめでとうございます。
外部会場で試験をしたこと自体が初めてという生徒も数多くいたことでしょう。
雰囲気に飲み込まれず、自分の力を出し切ることができて、私も安心しています。
多くの人にとって本番は約一ヶ月後にある公立高校入試でしょう。
円座校では受験生は2月の第二週から過去問演習に突入します。
過去問の使い方は人それぞれ考え方があると思いますが私は
➀本番に備えての練習試合
②出題傾向を知る
この二つの役割があると思っています。
➀について解説しましょう。
ご存知だとは思いますが、知識を付けるだけではテストで点数は取れません。合格点を取るためには時間の使い方、問題を解く順番、解ける問題とばす問題の見極め、、、など「知識の吐き出し方」の部分がかなり重要になってきます。
定期テストとは違いどんな問題がでるか予測不可能なことが多いからです。
それによく考えてください。なんとなく過去問を眺めて
「あ、こんな問題がでるのか。時間あるときに解いてみよう。」
「お、できたできた。これなら解けるじゃん。」
こんな状態で実際の試験会場で力を発揮できると思いますか。
公立高校入試の過去問演習はなるべくクリアな状態で実際に時間を計り、ある程度緊張感がある中でこなした方がいいと個人的には思っています。
部活動でも部内の練習だけで大会に臨むことがないのと同じです。香川県の場合、公立高校入試の形式に類似した模擬試験等が極端に少ないという現状もあります。
次に②についてです。
当たり前ですが、過去問と同じ問題は99%出ません。しかし「どんな形式の問題が出るのか」は過去問演習を通して知ることができます。
例えば香川県の数学場合、第一問から第三問、そして最後の第五問はどの分野から出題されるのかほぼ決まっています。ということは目標点を取るために何を勉強すればいいのかがある程度目星がつくわけです。
当然この傾向を押さえた上で受験講習は行っていますが、百聞は一見に如かず。実際に解いてみて自分で再認識することが大切です。
ここで一つ、過去問演習をするにあたって注意点を挙げます。それは「過去問で合格点が取れる」ということがゴールではない、ということです。
「過去問が解けるからいけるだろう」という考えは自信にしていいことですが、先ほど述べた通りその問題は自分が解く入試には出題されることはありません。「あ、先生が言っていたのはこういうことか」と実際の過去問の傾向を自分で再確認し、その傾向に沿った問題は必ず解けるようなるために類似問題をひたすら問題集等で演習することが重要なのです。
「この年の二次関数の問題はできたけど、面積が絡んでくる問題は苦手なんだよな。念のため出題されてもいいようにもう一度やっておこう。」
という心意気がとても大切です。
「出なくてよかった」という気持ちでは確実に足元をすくわれます。
残り一ヶ月、長いようで短いです。一日一日を大切にしていきましょう。
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担当 吉良校舎長
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