【古代①】
【「天皇」以前の「大王」】
【「日本」以前の「倭」
「邪馬台国」「ヤマト朝廷」】
【旧石器時代】
約1万年前まで。
まだ文字がなかった時代。
氷河期で日本列島はまだなく、
大陸と陸続きだった。
人々は狩猟・漁撈・採取の生活。
当初日本には
旧石器時代はないとされていたが、
岩宿遺跡から旧石器(打製石器)が
見つかり、日本にも旧石器時代が
あったことが判明。
歴史の99%は先史時代。
【縄文時代】
約1万年前~。
氷河期が終わり地球が温暖化、
日本列島が誕生。
縄文時代後期には農耕が始まり、
獲得経済から生産経済へ。
米は備蓄(高床式倉庫)出来るので、
移住生活から定住生活(竪穴住居)へ。
石器は新石器(磨製石器)に。
土器(縄文土器)の使用も開始、
煮物が出来るようになった。
【弥生時代】
紀元前3世紀~。
文字はまだないが、
中国の歴史書から、
邪馬台国の卑弥呼という女王が
まじない政治を行っていたらしい。
金属器
(鉄器は武器用、青銅器は祭祀用)、
土器(弥生土器)の使用も開始。
環濠集落の発見から戦の存在も窺える。
邪馬台国がのちのヤマト政権なのかは
今も議論が続く。
【古墳時代】
3世紀~。
ヤマト政権が全国を制圧。
そのトップは大王(おおきみ)、
のちの天皇で、
古墳という日本版ピラミッド
(巨大な墓)で自身の権威を誇示。
朝鮮から渡来人たちがやってきて、
日本に半島の文化を伝えた。
その中に、仏教・儒教・漢字があり、
のちに漢字からひらがなが誕生。