教室ブログ

2023.01.31

【人生のお話-2】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

子供の人生を傍目で見ている時、親としては非常に心配で不安で歯がゆい気持ちになる事もあると思います。

ところが「お母さんのお腹から出た瞬間、本人の人生が始まる」という事なんですね。

 

道で転ぶこともあるでしょう。他人に傷つけられることもあります。近くで見ていて、それはそれは夜も眠れないほど不安で心配になる事もあります。

しかし、事実として手を差し伸べる事は出来ても、手を繋いで一緒に歩むことはできないのが人生です。

 

親としての未熟さを感じ、自己嫌悪に陥ることもあります。「いい親にならなければならない」という自責の念に駆られることもあります。

 

しかし、親は子供の人生を歩むことはできません。いくらサポートをして支え、指導し、教育をしても子供は子供の人生なのです。

 

このお話は「無責任」や「育児放棄」と言うようなお話ではありません。事実として「人は親であろうが他人の人生を歩むことはできない」という事なのです。

 

ですので、世の親御様はその境界線を頭で理解するのではなく「そういうもの」として感覚的に捉えてみましょう。そしてそれがわかった時、肩の荷が下りる人もいると思います。尚も教育に力を入れようと思う人もいます。それは千差万別でありますので、正解と言うのはありません。

 

「じゃあ、親の責任はどこからどこまでなの?」と質問をされそうですのでお答えします。

答えは二つあります。

 

まず一つは人間社会においての親の責任のお話ですが、「子供をお腹に宿してから義務教育が終わる」までだと思って下さい。義務教育とは日本が決めた社会に出るまでの最低限の知識、経験を得るためにあります。

人間は6歳になるまでにある程度の価値観や思考力が身に付きます。もちろんそれは親に依存するわけですが、あとはその価値観や思考力をどのように扱うか、それを義務教育までに十分学ぶ事が出来ます。だからと言って高校生以上の子供を放置しろと言うお話ではございません。親子の関係は何歳になっても「親子」ですから親に無理の無い様にサポートをしてあげてください。

 

次回に続きます。

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