教室ブログ

2023.01.24

【世界史コラムー10】アジア近代・現代

【アジア近代・現代】

【中国】

モンゴル大旋風

⇒明清の大帝国

⇒列強の進出で瀕死

⇒社会主義国家爆誕

⇒再び世界の覇権へ

【インド】

ムガル帝国(イスラーム)の繁栄

⇒列強の進出(英国植民地に)

⇒ガンディーの独立運動

⇒人口世界2位の大国へ

 

【五代十国・宋】

時代は3たび混乱(五代十国時代)。

それを終わらせたのが宋。

今までの武断政治から

文治政治へ舵を切りました。

しかしこの宋は中国至上最弱の帝国で、

異民族(遼・西夏・金など)に貢物を

することで、何とか争乱を避けました。

しかしその努力も、

モンゴルパワーに吹き飛ばされます。

 

【元(モンゴル)】

13世紀はモンゴルの時代です。

モンゴル勢は、中国だけでなく、

アジア全域をほぼ制圧します。

日本も2度も襲われましたが、

神風が吹いて何とか何を逃れました。

中国(農耕民)の歴史とは、

常にモンゴルなどの北方遊牧民に

脅かされ続けた歴史です。

「万里の長城」がその象徴ですね。

 

【明】

漢・宋とならぶ、漢人の王朝です。

宦官の鄭和が、

ヨーロッパ人より一足早く、

大航海を成功させています。

「北方異民族」が、

またも中国を悩ませます。

同じく海賊も中国を悩ませます。

挙句の果ては、

日本を統一した

豊臣秀吉が朝鮮を攻め、

その援助で財政難に陥り、

滅亡の遠因になってしまいます。

 

【清】

歴史ある「中華帝国」が、

産業革命・市民革命を経た

ヨーロッパ列強の餌食になり、

ついに終焉を迎えます。

イギリスにアヘン戦争で敗北、

日本に日清戦争で敗北。

その後様々な改革を行うも失敗、

ついには孫文による辛亥革命が起き、

自由と民主を標榜する

「中華民国」が爆誕し、

皇帝は廃位しました。

 

【中華民国】

孫文(のち蒋介石)の「中国国民党」、

毛沢東の「中国共産党」が、

激しく内戦を繰り広げます。

しかし日中戦争が始まると、

抗日民族統一戦線を組み徹底抵抗、

WWⅡが始まると連合国側に立ち、

最終的に戦勝国になります。

戦後、再び内戦が激化、共産党が勝利し

国民党を台湾へ追いやります。

 

【中華人民共和国】

毛沢東時代は失敗続きも、

鄧小平が資本主義の

一部導入に踏み切り躍進。

しかしその鄧小平も、天安門事件で

自由を求める市民を圧殺。

政治は頑なに共産党の一党独裁、

経済は資本主義導入でGNP2位、

という稀有な国家体制。

現在1強のアメリカを猛追中、

「中華帝国」の復権なるか。

 

【近代・現代インド】

ムガル帝国が清同様イギリスの餌食に。

遂に滅亡、

エリザベス女王が皇帝を兼務する、

イギリス領インド帝国へ。

その後、聖人・ガンディーが現れ、

命を賭して独立を勝ち取ります。

ガンディーが最後まで拘った、

イスラーム教徒とヒンドゥー教徒の

平和共存は、未だ果たせぬままです。

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